【iPhone SE】トイレに水没”画面交換で電池の持ちが悪くなった”

先日、守谷市よりお越しいただきましたお客様のご修理の際に気になったことがあったので、今回はこちらをご紹介させていただきます。

お客様、ご利用誠にありがとうございました!

今回のご修理はiPhone SEで「トイレに落として電源がつかなくなった」ということでお持ち込みいただきました。

こういう場合には、まずは端末をお預かりして約2時間内部クリーニングを行います。

水没も非常に興味深いご修理ではありますが、今回、ご紹介したいのは水没修理ではありません。

ご修理前のヒアリングの際に「以前、他店で画面交換をしたことがあるのですが、交換直後から電池のもちが悪くなったように感じた」ということをおっしゃっておりました。

この点がとても気になったのですが、画面を開けて見たところ、原因が分かりました。


コピーパネルが付いておりました。

これは、基本的にはやってはいけないことです。

なぜなら、iPhone SEにはコピーパネルというものが存在しておらず、普通は再生パネルしか使用しないからです。

ですので、iPhone SEにおいて、コピーパネルを使うことというのは、通常であればあり得ません。

iPhone SEが発売された当初「iPhone SEにコピーパネルをつけると端末が壊れる」という事例が多発しました。

画面が砂嵐になり、一切起動しないというようなことが全国で発生致しました。

このことから「SEには再生パネルしか使ってはいけない」という通説のようなものが出来上がりました。

しかし、最近はコピーパネルをつけても問題なく画面が映るようになってきたようで、SEにコピーパネルをつけるところも中にはあるようです。

ただ、SEにコピーパネルを使っているのは、私はハッキリ言って馬鹿だと思います。

なぜなら、不具合の起きるリスクと費用を考えた時に、圧倒的に不具合の起きるリスクが大きいからです。

ぶっちゃけると、iPhone SEの再生パネルとコピーパネルなど、質にこだわらなければほとんど原価は同じです。

うちはもちろんSEは再生画面しか使っていないですし、かなり質にこだわりがあるので、コピーと再生では原価はパネル1枚千円単位で違います。

ただ、今の世の中に出回っている大半の再生パネルは、SEに限っていうとかなりレベルが低いので、その分安いです。

そう考えると、なぜそこであえてコピーを選んでつけているのか疑問ですよね。

質の悪い再生パネルでよければ、いくらでも安く見つけられるのに。

そもそもiPhone SEにコピーパネルを使うような人が質にこだわっているとも思えないし、なぜわざわざコピーを選んでつけたのか非常に疑問です。


では、画面交換をした後になぜ電池のもちが悪くなったかというと、コピーパネルが付いていたからですが、そもそもコピーパネルというのは、他機種でも様々な部分において悪影響を及ぼします。

その上、”SE”というコピーでトラブルの頻発した機種につけていれば、そりゃ不具合も起きやすくなるよね、という話です。


うちの「コピーパネルと液晶が純正の再生パネルのメニューの違い」ページでもご説明しておりますが、コピーパネルをつけると電池のもちが悪くなったとおっしゃる方がたまにいらっしゃいます。

第一にコピーパネルは純正に比べて暗いので、皆さん画面交換前よりも画面の明るさを上げて使う傾向にあります。
そうすると見た目は今までと一緒でも内部的にはいつもより照度を上げている状態なので、より多くの電力が使われています。

結果、電池の消耗が激しくなり、電池のもちも悪くなりバッテリーの劣化スピードが早まります。

また、コピーパネルはあくまでも互換品ですので、ものによって、また、装着する端末によって基盤やコネクタ部分が妙な発熱をして、バッテリーの駆動時間が短くなる事があります。

私もコピーパネルに画面交換している時に感じることがあるんです。

「画面を取り付けたら何か基盤がめっちゃ熱いな」と。

師匠も同じことを言っていたので、おそらくコピーパネルが基盤に何らかの悪影響を与え、基盤が妙に反応しているんだと思います。

私が例えとして思いついたのは、ウイルスが人間の体に入ってくると、体がウイルスに反応して戦うじゃないですか。

その戦っている最中、体は発熱しますよね。

それと同じなのかなって。(実際のところは分かりませんが)


SEに限っていうと再生パネルは非常に出来が悪く、「再生パネル」のはずなのに見た目がコピーレベルのものも、現状は非常に多いです。

SEユーザーで他店で画面交換したことのある方で、今、自分の使っている画面を見て「そういえば、なんか暗いな」とか「青いな」と思う方がいても、それはおそらく再生パネルです。

まともな店であれば普通はSEには再生パネルを使用していますが、それでも質は大半が悪いです。

うちもSEの綺麗な画面を出せる卸元がなかなか見つからなくて、今のところを見つけるまでに本当に苦労しました。


ということで、今日は何が言いたかったかというと、画面交換後に電池に関して明らかな不具合を感じるようなことがあれば、交換した店に相談するといいと思います。

良心的なところであれば相談には乗ってもらえるかもしれませんし、他の画面に交換してもらえるかもしれません。

同じコピーパネルでも、ものによっては、基盤の発熱が治まる可能性もあります。

もし、相談にも乗ってもらえず「画面交換しただけなので知りません」ということを言われたら、自分の選んだ店が悪かったと思って諦めましょう。

では、お客様ご来店誠にありがとうございます。

今回のご修理は内部クリーニングで無事起動しましたので、ご修理料金は3,980円でした!

ー後日談ー

2020年3月15日更新

iPhoneSEは「他の店に修理に出したら電池のもちが悪くなった」というご相談、今もかなり多いです。

今はiPhoneSEのコピーが開発されたみたいなんですが、iPhone5Sのコピーを使っているところが多いんでしょうね。

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