【iPhone5S】自主修理失敗:ケーブル全部断線

先日、守谷市からご来店いただきましたお客様のご修理事例をご紹介させていただきます。

お客様、ご来店誠にありがとうございました^^

本日の機種はiPhone5Sです。

ご修理のご依頼としては、以下の通りです。

バッテリーを交換しようと自分で画面を開けたら、ホームボタンのケーブルを切ってしまったので、交換してほしい

iPhoneのバッテリーは今はネットで誰でも簡単に手に入りますし、Youtubeなどにバッテリー交換の工程も詳しく載っているので、自主修理に挑戦する方が結構いらっしゃるのですが、今回のお客様のように端末を壊してしまう例があとを絶ちません。

特に、今日ご紹介するこの5Sですね。


今回のお客様は最悪なパターンで、ホームボタン・フロント画面・センサーケーブルと、画面についているケーブル全部を切ってしまっていました。


「派手にやらかしたな」という印象ですね。笑

少し前に福島からいらっしゃったお客様も、iPhone5Sの自主修理をしてホームボタンケーブルを切ってしまっていたのですが、こちらもフロント画面のケーブルを傷つけてしまっていました。 

iPhone5S・自主修理失敗→画面が映らなくなる(2018年11月13日)


上記のブログ記事でも書いたのですが、5SやSEは画面がアルミ部分にガッチリ入っているので、画面を開けるのに少しコツが要ります。

それを知らず画面を思いっきり力任せに開けてしまうと、ホームボタンケーブルをちぎってしまうというだけでなく、もれなく画面のケーブルやセンサーケーブルも切ってしまいます。

仮に、この知識があって「慎重に開けよう」と思ってやっても、慎重にやりすぎると今度は画面が開かないと思います。

うちはiPhone修理店を開業したいという方に技術講習を行なっているのですが、受講生の方が1番最初にぶつかる壁がこの5Sの画面を開ける工程です。

慣れてしまえばなんてことないのですが、力のかけ方に少しコツが要ります。


なんでもかんでも、今は個人で手に入る時代です。

しかし、所詮「餅は餅屋」です。

そして、特にスマートフォンのような液晶があるものの修理というのは、機械の中でも高い繊細さを要します。

まぁ自分で修理できる人はお金も節約できるので、できると思えばやればいいんですが、ただ、修理を始める前にバックアップだけは取っておきましょう。


話はご修理事例に戻りますが、コピーパネルというのはこういう修理の時に非常に役に経ちます。

今回のご修理は、フロント画面・ホームボタン・近接センサー・バッテリー(まだ未交換だったため)と、4箇所の修理が必要でした。

これ全部修理、ましてや再生パネルを選ぶとなると、修理代金は2万円を超えます。

iPhone5Sに修理代2万円もかけるならば、諦めてiPhoneSEに機種変更した方がいいです。

今回の修理を担当したのは師匠だったのですが、師匠が“全部修理するとかなり高額になってしまって古い機種なのにあまりにも可哀想だから”と、もう少し安く済むように色々と工夫してくれたのと、お客様もコピーパネルを選ばれましたので、最終的に1万円ちょっとの修理代金まで抑えることができました。

こういう複数修理しなければいけない、お金が結構かかってしまう修理の時にはコピーパネルは強い味方です。

もちろん、コピーパネルなので品質は液晶純正パネルに比べて大きく劣りますが「品質なんて言っていられない。とりあえず映ればいい。」という状況もあるわけですよね、今回のように。

あとは水没修理なんかでもコピーパネルは非常に役に立ちます。

コピーパネルは「絶対悪」のように言われがちですが、実はシチュエーションによってはかなり便利なヤツなんです。

だから、うちはコピーも取り扱いを行なっています。

コピーパネルが悪になってしまっている理由は、ただひとつ。

「修理店がコピーパネルの低品質さをお客様に黙って、さも純正のような顔をして出しているから」

これだけです。

悪いのはコピーパネルではありません。

それを黙って出す人間です。

私はコピーパネルが世の中から無くなってしまったら、それはそれで困ります。

コピーパネルも最適に活用できるポイントがあるからです。
だから皆様には「コピーパネルが悪いのではなく、それを扱っている人間が悪い」とご存知頂ければ幸いです。

そして同時に、合っていないシチュエーションでコピーを使用しているユーザーも悪いです。

シチュエーションが噛み合っていないと、コピーでも再生でもどちらを選ぼうとも不満が残ります。

今の問題はそこですよね。


例えば「画面が故障して映らなくなってしまった」という状況で、画面交換をするとします。
コピーと再生、同じ画面交換でも今後のお客様の用途によって、また、お客様の性格によって最適なものが変わってきます。

“今後の用途”というのは、例えば「なんとかデータだけ取ってあとは機種変したい」という状況であれば、コピーパネルで十分です。

この状況で再生パネルしか扱っていない店に行くと「あそこは高い」という不満が残ります。

逆に「綺麗に直ればしばらくまだメインの携帯として使用したい」という状況でしたら、操作性や安全性を考慮して絶対に再生パネルにするべきです。

この状況でコピーパネルで修理してしまうと「あの店は粗悪店だ」という不満につながります。

コピーも再生も、ニーズに沿って活用する必要があります。

最後に、iPhone5Sは自主修理の失敗がもっとも多く、壊し方もエグい場合が多いので、素人の方で挑戦しようと考えている方は、必ずバックアップを取ってから挑戦してくださいね!