水谷修さんの気持ちが痛いほど分かる話

先日「固定電話って必要?」という記事を書きました。

画面交換に関して当社ホームページに記載してあることを電話で事細かに1〜10まで聞かれることに私がウンザリしてしまい「もう固定電話を無くそうか?」と悩んでいる話でした。

今のところ、結局、固定電話は無くさずとりあえず様子見という形にはしていますが、増税をきっかけに少し料金体系を変更しようかとは考えています。

もう少し説明しやすく。

自分としても納得できる修理料金に、お客様にとってもリーズナブに感じられる修理料金に、変えようと思っています。

それはもう少し先、10月1日からのことですので、それまでもうちょっと案を練っていきたいと思います。

結果として値上げとなるか値下げとなるかは、機種や修理によると思います。

最近は小休止という感じで、電話では画面の説明は私自身はやめてしまっています。

正直、今は面倒に感じてしまっていて説明する気力が起きないので、この間のブログでも書きましたが「細かい話は店に来てくれればしますので、修理したくなったら来てください」というように話をしています。

10月1日までにはもう少し料金を改善して、気力も取り戻そうと思っています。

さて、本日はこのブログを家で書いています。

ここしばらく休みが無くて疲れ果ててしまったので、今日はお休みをいただいて家でゴロゴロしています。

ベッドの中でゴロゴロしながらネットサーフィンをしていたらこの記事を見つけて、思わず起き上がってブログを書き始めました。

「夜回り先生」水谷修氏 HP閉鎖へ「もう、疲れました。さようなら」ネット心配の声

水谷修さんのことは私も夜回り先生として、実際に夜の街をパトロールしていた頃からテレビ番組を通して拝見していました。

私も昔は軽い家出少女だったことがあり、こういう特集に出てくる少年少女たちには共感する部分があるため、昔は好んでこのような番組を観ていました。

テレビを通して夜回り先生の存在を知って「私もこういう大人に出会いたかったな」と思ったものです。

その後のご活躍もテレビで拝見しておりました。


さて、この記事を読んで私が非常に共感した部分はここ。

「私に相談している人の何人が私の本を読んでくれているのか。

誰かから聞いて私に相談。

でも、それは哀しい。

ただひたすら続く何百本の日々の相談。

私の本を読んでくれればそこに答えが。

疲れました」

私、これを読んでいて思ったんですけど、私や水谷修さんのような方(同列にしてしまい申し訳ありません。社会的な活躍は天と地ほどの違いがありますが、性格的な話ですので何卒ご了承ください。)は相談者の言葉を真剣に受け取りすぎるんですよね、おそらく。

水谷修さんも相談者からの質問や相談に1つ1つ真剣に答えすぎて、それでもう疲れてしまったんだと思いました。

しかも、同じような質問を何百何千も。

伝えても伝えても終わらない繰り返される質問。

大抵のことは本の中に出ているのに。

私も全く同じことをブログの中で言っていました。

そして、この記事のヤフーコメントが水谷修さんを労うものが多く、また、共感できるものでした。

・「自分で努力して本を読んで答えを探す」のでは無く「安易に質問を求める」人が多くて疲れ果ててしまったのですね。

逆ギレする人も多かったのかもしれないですね。

時代なのでしょうか。人の善意にただ乗りして、感謝するどころか文句を言う人が増えましたね。

・おっしゃる通り。調べられることを調べず、人にすぐ聞く。ネット社会なんだからまずは自分で調べられることは調べてから聞こうよ。」

・タダで情報を仕入れることに慣れすぎているのか、非常識な対応をする人が増えていると実感する。

ちょっと調べれば分かることを何度も何度もいうのは結構堪えますよ。

相手の負担にならないように配慮することってそんなに難しいことなんでしょうかね。

私は商売人ですので、もちろん水谷修さんとは違う立場の人間ですので、一概に同じように語れるわけではないと思います。

私は、なにも料金を聞かれたり、画面のことを説明したりするのが嫌いなわけではありません。

それを嫌がっているわけでもありません。

ただ、ハッキリ言えるのは「無駄ならやりたくない」ということです。

そして、修理をする気もないのにちょっとホームページを見れば分かるようなことをいちいち電話をかけてきて、また、LINEを登録して聞く必要があるのか?

聞くにしても例えば「バッテリー交換は5,980円と書いてあったのを見たのですが、この料金で合ってますか?」とかなら分かるけど、いちいち「iPhoneSEのバッテリー交換ってやってますか?」「お見積もりをお願いします。」

んなもん、ホームページ見りゃ一発で分かんだろ!!!

と言いたくもなりますよ、申し訳ないですが。

そして、こういう人は来ないですからね。

今すぐ行きたくて修理はやってるのか?料金はいくらなのか?聞くのは分かるけど、なぜ来ないのにわざわざ聞くんですか?

また、こういうこともありました。

画面修理に関して、うちのメニューのこと(例えば、何で非正規店なのに液晶純正パネルが手に入るんですか?とか)を事細かに聞いてくるだけに止まらず、他店ではこう言われたんですけどどうですか?とか、コピーをつけて売るとしたらどうなりますか?とか、キャリアに下取りに出すときはどうなりますか?とか、今の状態ならいくらで買い取ってくれますか?とか電話で20分以上質問してきて、結果、最終的に「やっぱり家族に使わせます。」で終わり。

何で私がいちいち液晶純正パネルをどうやって手に入れているのかあなたに言わないといけないんですか?

別にお客さんだからと言って、何でもかんでも教えるわけではありませんから。

自分にとって意味のないことをやり続けるのは、コメントのお言葉ではないですが、結構精神的にこたえますよ。 

綺麗事では生きていけません。

人の時間というのは有限です。

そして、人が生きていくということにはお金がかかります。

現代は綺麗事が好まれますが、では、果たして綺麗事を公言している何割の人が自営及びフリーランスになってもその綺麗事を言い続けられるのか?

1割にも満たないでしょう。

だから、私は自営やフリーランスというのは綺麗事を言って相手の好意に甘えようとしてくる人々から自分の身を守っていかなければならないと思っています。

私はお金を払う気のない人、もしくは「自分は少しでも損をしたくない」という気持ちの強い人の相談には乗らないことにしています。

私にとっては、金を払う気もないくせに「あなたの理念に共感しました!何かあったら行きます!」と言ってメッセージを送ってくるような人なんかよりも、私の理念なんかどうでもよくポンと5,000円払ってコピーで画面の修理をしてくれる人の方がよっぽど有難いんです。

そんな世界です、自営というのは。

じゃないと、給料も家賃も光熱費も社会保険も払えませんからね。

私はまだ「お金」という目に見える対価の方が多いので続けられていますが、水谷修さんには「頑張る意味」が見えなくなってしまったんでしょうね。

私もきっと今後、それぞれのいろんな窓口(固定電話、LINE、お問い合わせ欄、インスタ、iMessageなど)を置いている意味が見えなくなれば、ご来店の予約サイトのみにするでしょう。

まぁ実際問題、店舗をやっている限りそれは現実的ではないですが、固定電話でのお客様対応はやめる可能性も大いにあります。

それは今後じっくり考えていこうと思います。

ひとつ思うのは、人間同士の付き合いにおいて「自分は少しでも損をしたくない」という気持ちを全面に押し出す人がいますが、やめた方がいいですよ。

そういう人って往々にして、最終的に損をします。

なぜかというと、そういう人は親切な人や寛大な人からは嫌われるので、自ずと同じように「自分は損をしたくない」という人にしか相手にされないからです。

そんな人が自分に得をもたらしてくれると思いますか?

絶対にありえませんね。

少なくとも私はそんな人は相手にしないし、逆に心優しい人にほど得をしてほしいと思い、あれこれサービスしてしまいます。

「自分が損をしたくないのであれば、相手にも得をさせてあげる」

これが私のモットーです。

なにはともあれ、水谷修さんの今までのご活躍に敬意を払うとともに、水谷修さんの心身が休まることを心から祈っております。 

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