意外と多い冬のバッテリートラブル


このところ、取手は急激に寒くなりましたね!

ついこの間までクーラーをかけていたのに、ここ2、3日は暖房をつけています。

うちの店は元々がプレハブ小屋なので、夏は信じられないほど暑く、冬は心底底冷えします。

ですので、部屋の温度調節が難しいため、もう諦めてお客様にお任せしています。

ウェイティングルームに冷暖房のリモコンが置いてあるので、お客様には自分の好きに調節していただくようにお願いしておりますので、店内でご修理を待たれる方はお好きに快適な温度に調節してくださいね!

さて、今日はiPhoneのバッテリーの話をしたいと思います。

iPhoneのバッテリーというのはリチウム電池なのですが、このリチウム電池は特に高温に弱いため、バッテリーのトラブルというのは夏にもっとも多いという特徴があるのですが、意外と冬にも多いんですね。

なぜかというと、このリチウム電池は寒さにも弱いという特性があるんです!

Appleが公式に発表しているところによると、iPhoneのバッテリーは0〜35℃でもっとも快適に動くように設計されているとのことですので、日本では夏は関東の暑さでも厳しいですし、冬は東北から北の地域の気候には向いていないということになります!

バッテリーのトラブルでもっとも多いのは「急に持ちが悪くなった」「さっきまで70%あったのにガクっと50%まで下がった」などの”駆動時間”に関するトラブル”ですね。

実際に寒い環境下だと「電池の持ちが急に悪くなった」と感じる方が結構多いようで、「iPhone 冬 バッテリー」とググると、そのような体験談がたくさん出てきます。

では、そのトラブルを最小限に抑えるためにはどうしたらいいのかと言うと、要は「iPhoneを冷たくしすぎなければいい」んですね。
寒さと暑さに弱いのであれば、その環境の変化からなるべく守ってあげるようにすればいいと言うことになります。

具体的にどうすればいいのか、簡単にできる方法をいくつかご紹介しますね!


①カバーをつける


これがもっとも簡単で効果的でしょうね!

こんなにモコモコしていなくてもいいと思いますが(笑)

しっかりと全体をホールドしているケースやカバーをつけてあげるのがいいかと思います。つけたからといって完全に防げるわけではないですが、そのままで使っているよりは冷える速度を遅らせることができます。

また、お出かけ時は活動的になり壊しやすい傾向にもあるので、落とした際の衝撃から守るためにも、全体をホールドするケースをつけてあげるのがオススメです。

②人肌に近いところに入れる

これも結構効果的です!

ジーンズのポケットやインナーのポケットなど、なるべく体温に近いところに入れておいてあげることで、iPhoneを保温する効果があります。

特に男性はiPhoneをパンツのポケットに入れがちなので、冬はこの癖は効果的なのですが、夏はiPhoneに熱がこもってしまいバッテリーが高温になりすぎてトラブルが発生してしまうケースもあるので、夏冬と使い分けていただくのがベターです。

女性の場合はコートのポケットに入れている方が冬は多いと思いますが、コートのポケットはよほどモコモコしていない限りはあまり意味はないので、できればもう少し身体に近いところに入れておくのがいいと思います。

③寒い中、長時間使わない

最後は意識の問題になってしまうのですが、なるべく長時間寒い中で使わないと言うことでしょう。

寒い地域に観光に行った際には、もちろん写真をたくさん撮りたくなると思うのですが、そういう環境もやはりバッテリーにトラブルを起こす原因になります。

できればカメラはカメラで持って行って、そちらで撮影する方がいいかと思います。

バッテリーのトラブルは夏に起きるイメージが多いですが、意外と冬にも多いので、冬は冬で少し気をつけてあげるとトラブルを格段に減らすことができますよ♪

簡単なことで抑止できるので、ぜひ実践してみてくださいね(^^)


ー後日談ー

2020年2月24日更新

我ながら結構良い記事を書いたな、と思いました。笑

冬のバッテリートラブルに関して補足しておきますね。

リチウム電池は寒くなると、本来のパフォーマンスが発揮できないそうです。

寒いと弱るんですね。

ですので、すでに劣化しているバッテリーはその影響をもろに受けるため、寒くなると「急にバッテリーのもちが悪くなった」と感じるそうです。

うちも冬になると一気にバッテリー交換の需要が増えるのですが、これがその要因です。

「寒くなったら急にバッテリーのもちが悪くなった」と感じたら、それはもう交換時期のサインです。