水没反応のあるiPhone7のバッテリー交換

先日後楽園店にてご依頼いただきました端末のご修理事例をご紹介させていただきます。

本日の機種はiPhone7です!

お客様、ご利用誠にありがとうございました^^

ご相談内容は、以下の通りです。

iOS13にアップデートしたら急激に本体が発熱するようになったのと、バッテリーのもちが悪くなったので見て欲しい

早速、拝見。


設定から見られる最大容量は、76%。

確かに、劣化していますね。

80%以下になれば完全に交換時期ですので、劣化している状態です。

うちのお客様でいうと、だいたい80〜83%の間で交換することが多いですね。

80%前半になると体感としてバッテリーのもちの悪さを感じるようです。


では、実際に開けてみます。

今回の端末は、実は、水没歴がありました。

お客様にお話を伺ったところ「以前一度洗面所に落としてしまい、思いっきり水が被ってしまった」とおっしゃっておりました。

この「水没した」という部分が「アップデート後に急激に熱をもつようになった」原因になっているのかと思ったのですが、バッテリー交換後様子を見ていたところ、特に発熱も無く、異常な残量の減りなども無かったので、今回はとりあえず様子を見ていただくようにお伝えして、お返し致しました。

修理後すでに数日経っておりますが連絡はないので、今のところ問題なく動いているようです。


お客様皆さんのお話をお伺いすると、バッテリー交換の際はまず、正規店及び正規プロバイダーに問い合わせするそうです。

しかし、すぐに修理してもらえないため、諦めて当社へご依頼されるという方が大半のようです。

昔からiPhoneを使っていて、民間の修理店に修理に出すのに慣れている方は、もはや正規店には問い合わせもしないんでしょうけどね。

うちの師匠さんは、iPhone4が全盛の頃から修理をしていますので、その頃からすでに民間の店舗を利用されているような方は、全く抵抗がないのだと思います。

話を戻しますが、個人的な経験から申し上げますと、こういう明らかに水没歴のある端末は、正規店ではバッテリー交換を断られるようです。

本体交換になることが大半のようです。

また、以前よくあったのは、本体が湾曲しているがためにバッテリー交換を断られたという話。

iPhone6やiPhone6Plusは、本体が結構弱くて曲がりやすいので、iPhone6が修理の全盛の頃は、この相談はちょいちょいいただきました。

正規プロバイダに関しては、場所によっては気軽に修理してしまうところもあるみたいですけどね。

あと多かったのは、バッテリーが膨張していることが原因で本体交換になるという話。

お客様のお話から、バッテリー交換も結構断られるんだなぁと驚きました。

それと同時に、正直、気軽に本体交換とか言えて羨ましいなと思います。

こんな感じで正規店側では端末の状態によって、しばしば修理を断られてしまい、本体交換と判断されてしまうこともあるようですが、そういうものも当社では交換してあげられます。

勿論、当社も状態にはよるのですが、断るのは最終手段で、基本的には「どうやったら直せるか?」という考えですので、できる限り努力はします。


ですので「正規店にバッテリーの交換依頼をしたが、断られ、本体交換と言われた」という場合には、ご相談いただければ幸いです^^

お客様、ありがとうございました!