Appleアップデート問題で遂に訴えられる

このところ、iOS11が「改悪だ」と世界中で話題になっておりました。

Appleもそれに対処すべくかなりの頻度でOSのアップデートを繰り返しており、正直、一個人としては「いい加減にしろ」と思っておりました。

しかし、私自身は特に実害もなく「コピーパネル検証のために全機種その都度更新していくのが面倒臭いなぁ」というくらいだったのですが、そのiOS問題で本国アメリカで遂にappleがiPhoneユーザーから訴えられました。

「iPhone」旧モデルの意図的な性能抑制でユーザーがアップル提訴

iPhoneに払った金を返せ! 意図的にパフォーマンスを低下させたApple、提訴される

そして、Apple側もこの事実について正式に認めました。

「Apple has admitted a feature included in recent iOS software updates intentionally slows down phones in order to protect processors inside the devices from aging batteries.」

「Appleは最近のiOSソフトウェアのアップデートに含まれている機能が意図的に携帯電話の速度を低下させ、デバイスの内部のプロセッサを老朽化したバッテリから保護することを認めている。」

(出典:https://globalnews.ca/news/3931219/apple-sued-iphone-users-slow-phone/

古いiPhoneに新しいiOSをインストールし続けると明らかに動作がもっさりしてきますよね。

公式発表によると、あのもっさりの原因は「古いiPhoneに入っているバッテリーが劣化してシャットダウンすることを防ぐために意図的に性能を抑制して、デバイス内部のプロセッサ(基盤)を守るためだ」とのことです。

iPhoneを新しく買い換える時にはこの”もっさり問題”というのは非常に重要になってきます。

数年に渡ってiPhoneを使用していると必ず動作がもっさりしてくる時が来るので「このiPhoneは何年使うか?」ということをよく考慮しなければなりません。

私がiPhoneを使用している1番の理由は「もっさりしないから」です。

個人的にAndoroidのもっさり感には耐えられないので、私はiPhoneを使っているのですが、5年とか使っていると明らかに動作が遅くなってきます。

私は古いiPhoneに新しいiOSを入れ続けると、単純に古いiPhoneのパワーが最新OSを処理するのに力不足で、結果もっさりしてしまうのかと思っていたのですが、Appleが意図的にやっていたんですね(笑)

これ、結構ビックリ。

Appleの言いたいことも分からなくはないというか、説明自体は理にかなっているとは思うのですが、だからといって意図的にもっさりさせる必要ってあるんでしょうか?

意図的にもっさりさせる前にバッテリー交換を促すメッセージでも出るようなアプリを入れたらいいのに、と思いました。

ですので、原告側の言い分も大変よく分かります。

あれだけもっさりしてくると買い換えを促されているような気になってしまいますよね。

私はあのもっさり感に関しては半ば諦めていたのですが、ユーザーから訴えられたことを受けて今後Appleがどのような対応を取るのか、すごく気になるところではあります。

それと記事にもあるように、やっぱりApple側の説明があまりにも不足しているかなという気がします。

きちんとした理由で意図的に遅くしているのであれば大きく説明するべきだと思います。

その説明もなしに勝手にあれだけもっさり(しかも意図的に)させているのは、さすがにいかがなものかと思うのが自然ですよね。

私自身、うちの店でご修理に関してお客様に様々な説明をしますが、その説明が少しでも不足してしまうとお客様に不信感を抱かせてしまったり、誤解が生じてクレームになったりしてしまうのでかなり気を遣っています。

ご説明する内容はもちろん、ご説明する順番に関しても常にブラッシュアップして、お互いに良い気持ちでご修理が終われるように、今後も付き合いたいと思っていただけるように細心の注意を払っています。

Appleにそこまでやれとは思いませんが、もう少しユーザーに対して正直に向き合ってくれてもいいのではないかと思います。
勝手にもっさりさせて、買い換えを促すのは不信感を抱かれて逆効果だと思います。

私のようにiPhoneファンは、別にそんなことしなくても、新しい機種は定期的に買うわけですし、勝手にもっさりさせていたら、逆にAndroidに移られるリスクの方が大きいと思うんですけどね。


Appleの頭脳集団はそんなこと百も承知だと思うのですが、それでも買い換えさせたいのでしょうか?

それとも本当に、純粋に公式発表している通りの理由なのでしょうか?

そうであれば、やっぱりそのことに関してホームページにしっかりと記載しておくべきだったと思います。

そうすれば、iOSをアップデートする前に、バッテリー交換について考えるユーザーも増えたと思います。

どんな商売でもそうですが、その時はブーム的に流行していたとしても、あまりお客様を馬鹿にした態度を取っていると必ず足元を掬われる時が来ると思うんです。

iPhoneやMacなど、こんなに素晴らしい製品を生み出してくれたAppleには本当に感謝の気持ちでいっぱいですが、もうちょっとユーザー側の気持ちを考えてくれてもいいのかなぁという気はしました。

今後のAppleの対応に注目したいと思います。