センサーケーブルってどんな機能があるの?

複合的な機能をもち、起動にも重大な影響を及ぼす非常に重要なパーツ。

そんなセンサーケーブルにはどんな機能があるのか、このページでは1つ1つご紹介しています。

あなたのiPhoneの不調はセンサーケーブルを交換すれば直るかも!?

 

●そもそもセンサーケーブルってなに?

iPhoneの画面上部に搭載されているケーブル。

このケーブル1つで複数の機能を持ち合わせたiPhoneでも特に重要なパーツの1つです。

画面交換時には取り外して新しい画面に移植するため、場合によっては取り外し時に壊してしまい、使えなくなる機能が出ることも。

画面交換の修理前後には、特に徹底した動作チェックが欠かせないパーツです。

 

画面に付いた近接.JPG

 

機種によって微妙に形が異なるため、取り外し方にはそれぞれコツが要ります。

 

センサーケーブル-2.png

 

 

〜センサーケーブルの機能をご紹介〜 

 

 

①近接センサー

ご存知の方は少ないかもしれませんが、iPhoneは通話時に顔を近づけると画面が消える仕組みになっています。

この機能は「近接センサー」と呼ばれ、センサーケーブルに搭載されています。

赤丸を付けた部分が近接センサーです。

非常に小さいですよね。

 

6Sの近接.jpg

 

近接センサーが故障すると、通話時に画面が消えず点灯したままになってしまうため、 画面の「スピーカー」や「消音」といった項目を顔で押してしまうことがあります。

センサーケーブルの交換で1番多い症状が、この「通話時に画面が消えない」という近接センサー故障です。

故障してしまう原因としては、埃が溜まって、受話口から水が入ってなどの物理的な要因の他に、画面交換時に傷つけてしまって、など人的要因もあります。

非常に繊細な機能なため、画面交換時には取り扱いに細心の注意を払い、ご修理後にきちんと作動するかというのを確認することを徹底する必要があります。

 

②フロントカメラ

 

フロントカメラミックス-2.png

 

カメラは一目瞭然、ここに付いています。

フロントカメラ故障で多いのは「カメラを起動しても真っ暗なまま」「撮影した写真がぼやけている」この2つです。

カメラは結構気まぐれなため、実は交換してみないと直るかどうか分からないんです。

ですので、フロントカメラに不具合が起きている場合には、まずはセンサーケーブルを交換してみる点検をさせて頂いております。

他によくあるのが、画面のフロントカメラ部分が割れていることが原因で(写真下段)カメラがぼやけている場合です。

これはほとんどの場合、画面交換すればカメラも正常に使用できるようになります。

 

③Siriマイク(インカメラビデオマイク)

 

siri-2.jpeg

 

話しかけるだけで電話をかけてくれたり、天気を教えてくれたり、やりたいことをお手伝いしてくれるAIアシスタントのSiri。

Siriのマイクもセンサーケーブルに搭載されています。

「Siri、〜して」と話しかけてもSiriが反応しなければ、この部分が故障している可能性があります。

しかし、Siriを日常的に使用している方はかなり少数なようで「Siriが反応しない」というご相談はほとんど受けたことはありません。

このSiriマイクは、実はインカメラのビデオのマイクも兼ねております。

話しかけてもSiriが反応せず、インカメラのビデオを撮影してみて声が入らない場合はセンサーケーブルの交換で直る可能性が高いです。

 

④環境光センサー

 

光センサー-2.jpeg

 

環境光センサーとは光のあたり具合が変わるにつれて、ディスプレイの明るさを自動で調節してくれる機能です。

この機能もセンサーケーブルに搭載されています。(赤丸部分)

このセンサーは暗いところでは明るさを抑え、明るいところでは引き上げます。

明るさの自動調節がオンになっていると、光の当たり具合が変わるにつれて、デバイスの明るさの調節スライダが自動的に動き、周囲の明るさに合わせてディスプレイの明るさを最適に合わせてくれる便利な機能です。

 

IMG_0014-2.JPG

 

日本の非正規店ではこの環境光センサーの搭載されていない「コピーケーブル」が出回っているため、全国のユーザーから当社へ"非正規店でセンサーケーブルを交換したら環境光センサーが使用できなくなった”というご相談が届いております。

当社ではしっかりと環境光センサーが動くセンサーケーブルを仕入れておりますので、センサーケーブル交換後も光センサーの利用ができます。

※光センサーは設定のアクセシビリティ内にある「明るさの自動調節」にてオン・オフを切り替えるのですが、端末によって稀にこの項目が消失しているものがございます。

これはセンサーケーブルが原因ではなく基盤の問題です。

なぜなら光センサーの搭載されていないセンサーケーブルを取り付けても、この項目が消失することはないからです。

該当のお客様はまずは初期化と復元を試してみてください。

それでも復活しないようであればご修理は不可かと思います。

 

受話スピーカー受け

 IMG_0004-2.jpg

 

通話時に相手の声をこちらに届ける受話スピーカー。

この受話スピーカーと本体を繋げる役割をしている機能がこの部分。

「通話時に相手の声が聞こえない」という相談がたまにあるのですが、そういう場合は受話スピーカーが壊れているよりも、センサーケーブルのこの部分が壊れているケースの方が多いです。

送話・受話ともに通話に問題があると「もう買い換えなければ」と考える方も多いのですが、パーツ交換で意外と簡単に直ったりするものです。

こういう故障で機種変してしまうのは非常にもったいないので、ぜひ一度ご相談ください。

 

ということで、センサーケーブルの機能をご紹介してみました。

このセンサーケーブルは冒頭でも述べたように、複合的な機能があるというだけでなく、起動においても非常に重要な意味をもつパーツです。

センサーケーブルが不良・不調だと、りんごループを繰り返す不具合が起きることがあります。

また、④で触れたように、修理店によっては安価なコピーケーブルを使用していますので、ケーブル交換後に光センサーが使用できなくなるユーザーも出ています。

なんらかの不具合によってセンサーケーブルを交換する時には、店を修理価格で決めるのではなく、信頼できるお店に修理を依頼しましょう。

 

 

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