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久しぶりの水没修理!

しかし、今回も復旧できませんでした(泣)

このところ、水没修理が成功せず落ち込み気味です・・・。

でも、落ち込んでいてもしょうがないので本日も修理事例としてご紹介します。

 

機種は6Sです。

状況としてはiPhoneの電源が入った状態で泥水の中に落としてしまって慌てて拾ったところ、その時は問題なく電源がついたままだったので、そのまま放置していたら2、3日後に全く起動しなくなってしまったということでした。

この徐々に影響が出て電源が入らなくなるパターン、復旧率はかなり低いんですよね〜。

 

内部を見てみます。

 

IMG_0899.JPG

 

内部、かなり水が入り込んでいました。

上中央の水没シールが真っ赤なのはもちろんですが、泥が相当入ってしまっていて内部の腐食が始まっていました。

 

iPhoneの起動において大切な部分は、この基盤です。

特に矢印の部分、フロント画面と基盤を繋ぐ部分とバッテリーと基盤を繋ぐ部分。

ここの腐食が始まっていると、もうほとんど起動できる可能性はありません。

 

水没6Sです.jpeg

 

そしてフロント画面側の各部分の腐食はかなり進んでしまっていました。

お客様の実物は写真に撮っていないのですが、画面側についているカメラやホームボタンなどの各パーツが錆び始めていました。

水だけであれば復旧した可能性もありますが、水以外のものの中に落とすとガクンと復旧率は下がります。

それはなぜかというと、水以外のものの成分というのはやはりこんな風に内部の腐食を早めてしまうからです。

 

今回のお客様のiPhoneの水没故障は、水没後のご対応が1番やってはいけない行動でした。お気持ちは大変よく分かります。

水没させて慌てて拾ったら、電源がついたままだったら「問題なかったんだ」と思って、そのまま使い続けてしまいますよね。

泥水の中に落として拾った後、すぐに電源を切って持ってきていただき、内部クリーニングをしっかりしていれば今後も問題なく使い続けることができたかと思います。

今回は、運も悪かったと思います。

 

水没直後、目に見える異常が出ていればすぐにご修理を考えたと思うのですが、目に見える何かがないとお金を出して内部クリーニングしようとは思わないですよね。

 

 

IMG_0757.JPG

 

 

今回のように見えないところで影響が出て数日後につかなくなってしまうとそれはほとんどの場合、先ほど丸をつけた基盤がショートしてしまったという可能性が高く、そうなるともう何をやってもうんともすんとも言いません。

今回の場合のようにiPhoneの水没というのは必ずしも水没直後に異常を来したり起動できなくなるものばかりではありません。

先ほどの写真のように、あんなに泥水が中に入ってしまっていても、運が悪いと水没直後に異常が出てくれず、徐々に影響を及ぼしてしまうということも大いにあります。

それが水没の怖いところです。

 

特に、水以外の成分の入った水分(海やプールに落とす、ジュースをぶっかけるなど)の水没だと、内部をクリーニングしてあげないとどんどん腐食していくので、たとえ水分が蒸発して乾いたとしても、その成分によって内部が腐食し起動しなくなってしまうことがあります。

水没後、問題がないとそのまま使ってしまう方も多いですが、確実に水没させてしまったら、やはり修理店に出して内部クリーニングしてもらうことが最適です。

iPhoneの内部クリーニングは、だいたい1万円前後のところが多いと思いますが、その時にケチってしまい後から使えなくなったら、データが飛ぶだけでなく、新品のiPhoneを買い直さないとならなくなり、結果高くつきます。

お風呂やトイレ、雨など「真水」であれば乾いてしまえば問題なく使い続けられることもありますが、水以外に水没させてしまった方は、ぜひ内部クリーニングをしてあげてください。

次は、水没復旧するといいなぁ〜。お客様、お力になれず申し訳ありませんでした。

 

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