先日、というか、コピーパネルを使用した画面交換の修理料金を一気に下げてから、本日のタイトルのお問い合わせをちょくちょくいただくようになりました。

このところ、世の中にはiPhone7しか使用している人がいないんじゃないか?というほど、iPhone7のご修理やお問い合わせを非常に多く頂いております。

ですので、今日はiPhone7を例に、本日のタイトルのご質問にお答えしていこうと思います。

結論から言うと「無い」です。

そして、わざと意図的に無くしています。

詳しくご説明していきますね。

 

まず、うちの画面交換の修理メニューを見てみましょう。

もっともご依頼の多いフロント画面のガラス割れでの交換修理を見ます。

ガラス割れ画面交換修理ーiPhoneターミナル取手店

iPhone7はコピーパネル使用で2,980円(税込)、液晶が純正のパネル使用で11,980円(税込)です。

うちはこの2パターンでやっているので、どちらかお客様に選んでいただく形を取っています。

これを初めて聞く方が思うことは「随分価格が離れすぎているな」ということかと思います。

だからこそ、本日のタイトルのような「間の価格は無いのか?」という疑問につながってくるのだと思います。

 

商売の基本にこういうものがあります。

松竹梅の価格を用意して、1番売りたいものを竹にもってくるんですね。

人間は「竹」が1番良いと思う傾向にあるそうです。

ですので、わざわざ松と梅を用意して"1番売りたいものを竹におくと売れる”というセオリーがあります。

「梅だと安すぎて怖いし、松ほど高価なものはいらない」「竹が1番コスパが良い」と感じる人間心理をうまく利用した売り方ですね。

確かに私もシャンプーや調味料などの日用品は竹を買うことが多いです。

上のセオリーで行くとiPhoneターミナルは思いっきり外れているじゃないかと思いますよね。笑

なぜなら、価格だけ見ると"松”と"梅”しか用意していないからです。

しかし、私としてはうちは非常に理にかなったメニュー構成だと考えています。

 

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そもそも、まず、私はうちの「液晶が純正のパネル」を「松」とは思っていません。

私は「竹」だと思っているんですね。

世の中には様々なパネルがごちゃっと存在しておりますが、私は基本的に4種類で分類しております。

 

・最低ランクのコピーパネル

・マシなコピーパネル

・液晶が純正のパネル

・純正のオリジナル品

 

突き詰めるともちろんもっと色々と細かく分類できるのですが、基本的にこの4種類と考えています。

そして、うちでご用意しているのは「最低ランクのコピーパネル」と「液晶が純正のパネル」この2種類です。

一般的に、世の中のほとんどの修理店が「マシなコピーパネル」を基本として使用しているので、うちの「液晶が純正のパネル」が松に見えますが、私は松は純正のオリジナル品だと考えています。

でも、普通に考えたら、そう思いませんか?

「松」を得るためには、予約を取って初期化をして修理にも時間をかけなければいけません。 

もちろん費用も結構かかります。

一方、うちの竹は、手で修理するために多少のリスクはあるものの、時間も1時間程度、基本的にはデータはそのままです。

そして、Appleよりは修理料金も安く設定するように心掛けております。

 

ここにお客様側とうちのそもそもの前提の違いが出ています。

そして、私はこの「竹(液晶が純正のパネル)」を売りたいと思っています。

だから、うちの竹は一見松に見えますが、それはお客様側が「Appleのオリジナル品」を見逃してしまっているからですよね。

コピーパネルなんていうものは「竹」ではありません。

先ほど、私は「最低ランクのコピーパネル」と「マシなコピーパネル」を分類していると言いましたが、所詮はコピーパネルなのでどちらも耐久性の低さは一緒です。

純正のものに比べると“似て非なるもの”とはまさにこのことかというくらい、強度が変わります。

では、最低とマシは何が違うかというと「液晶の見た目」です。

マシなものは最低と比べると、一見明るくて操作性もそこまで悪くありません。

多くの修理店がメインで取り扱っているように、お客様に言わなきゃ分かりません。

 

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iPhone7を例にと言いながら、iPhone7のマシなコピーが店になかったので、iPhone6Sを例に取りますね。

上記の画像は、どちらがコピーパネルでどちらが純正のオリジナルか分かりますか?

正解は左がコピーで、右が純正です。

このコピーは枠の白色がちょっと変なので写真だと分かりやすいかもしれませんが、実際に何も言わないでお客様に出しても絶対にバレることはないと思います。

しかし、私はコピーパネルを黙って出すことは詐欺だと思っているんですね。

ちょっと言葉が強くて申し訳ないですが。

マシなコピーは一見綺麗に見えるかもしれませんが、壊れやすさは所詮コピー、基盤にも悪影響だし、バッテリーのもちにも悪影響を与えます。

こんなものは竹ではありません。

だから私は「どうせ壊れやすくて高い確率でまた修理しなければいけなくなるんだから、コピーは徹底的に安くしよう」という結論に至りました。

私は自信を持って「うちのコピーは最低ですよ。だからその分安いですよ。だからなるべく選ばないでください」とお客様にご説明しております。

 

うちのメニュー構成にん?と思うこと自体は理解できます。

しかし、それは「他の修理店と比べた場合に」ということですよね。

そもそも一般的な修理店の価値観は私はおかしいと思っておりまして、うちは他の修理店とは全く違う価値観で運営しておりますので、誠に恐縮ですが、比べないでいただきたいです。

他の修理店とはそもそもの前提が違います。

比べなければ、理解もできるし腑にも落ちると思うんですね。

「一見綺麗な」コピーパネルを黙ってつけられることが幸せならば、それで安心ならば他の店に行けばいいです。

そういう意味で、うちには「間の価格」はありません。

間の価格は他の多くの店がすでにやっておりますので、私がやる意味もありません。

低品質品は徹底的に安く、ちゃんとしたものは徹底的にハイクオリティを保つというのが私のポリシーです。

私はお客様を騙す気も、嘘を付く気もないからです。

安いものは低品質ですし、ちゃんとしたものはちゃんとしているというのが、世の中の常識ですよね?

私自身はその常識に則って真っ当な道を歩んでいるつもりなので、他の店の方が魅力的に感じるのであれば、他の店に行ってマシなコピーを付けてもらってください。

うちは、というか、私自身はみなさんのおっしゃる「間」を欲するお客様はターゲットとは考えておりませんので、そういう方はぜひ他店をご利用ください。

 

 

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私も実は昔は間をやっていたんですけどね。

2,980円のところを1年くらいは5,980円でやっておりました。

その分、質も若干良かったというか「マシなコピー」を使っていたんですけどね。

しかし耐久性が低いため、結局数ヶ月、長くても1年もたずに液晶が壊れて再修理になってしまうことが多いので、5,980円だと高すぎると感じました。

7と8に関しては純正のオリジナル画面をもらいたいという裏事情もあり、今はこの価格で落ち着いています。

 

無知とは恐ろしいというか、ある意味で幸せというか。

まぁ不都合なことを知らないことはある意味幸せなので、知らずに騙されて(私は騙されているという認識です)綺麗になったと喜んでいるのであれば、それはそれでいいのではないでしょうかね。

粗悪店と無知なユーザーでご自由に化かし合ってください、という感想しか私にはありません。 

 

本日は最近よくいただくお問い合わせの回答をさせていただきました。

私は今の一般的なiPhone修理店の運営方法は間違いだと思っているので、その真逆の、自分の信じた道で営業しています。

ひとつ言えるのは、うちは画面については基本的に再生パネルのお客様をメインターゲットとしております。

そして、うちのライバルはApple Store(正規プロバイダーも除外)だと思っておりますので、他の店と比べないでください。

目指している場所が違います。

それだけ覚えていていただければ、自ずとうちの考えも理解していただけるのではないかと思います。

 

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