自分の声が相手に聞こえないと言われる

「電話で話している時に、相手に自分の声が聞こえない・聞こえにくいと言われる」というお問い合わせをよく頂きます。

その場合、マイク故障が原因となっている以外にも、無意識にやってしまっている癖やちょっとしたことが原因となっていることがあります。

このページでは「相手に自分の声が聞こえない・聞こえにくいと言われた時の対処法」をご紹介します。

参照記事:iPhone のマイクが機能しない場合ーApple公式

①マイクを塞いでいないか確認する

iPhoneのマイクは3箇所あります。

(画像参照:https://support.apple.com/ja-jp/HT203792)


この3箇所のいずれかがケースや保護フィルムで覆われてしまっていることで、マイクが声を拾わず相手に聞こえないということがもっとも多いです。

特に手帳型のケースを使っている方は、電話で話す時にケースを折り曲げて話すと思うのですが、その時にケースで背面のカメラ横のマイクを遮ってしまい、結果声を拾ってくれないことが本当に多いので、まずはマイクを塞いでいないかを確認してください。

前面の上にある話す時に耳を当てる部分にあるマイクは液晶保護フィルムを貼る時に綺麗に貼れず、ずれてマイクを塞いでしまっている場合があります。

また、底面のマイクの場合には、電話で話す時に癖でiPhoneを自分の口から離してしまっているということもあります。

電話で話している時に相手の方に声が聞こえない・聞こえにくいと言われた時には、まずはこのマイクを遮っていないか、通話中にマイクから口を話していないかというのを確認してください。

②ボイスメモや動画を取ってみてマイクが故障していないかどうか確かめる

①で効果がなかった場合には、ボイスメモや動画を撮影してみて声を拾うかどうか確かめます。

この時、声を全く拾わない場合にはマイクが故障している可能性が高いので、ここで初めてマイクの交換修理を視野に入れましょう。

この時に、少しでも声を拾う場合には、スピーカーやマイク部分にゴミが目詰まりし声を拾いにくくなっている可能性があります。

この場合も、修理に出すことを検討しましょう。


③再起動してみる

②で修理を視野に入れた方は、修理店に持ち込む前にiPhoneの再起動を試してみてください。

再起動したら正常に戻る可能性もあります。

iPhoneはスーパーコンピュータなので、時々不具合を起こしてしまうこともあります。

そんな時は、焦らずとりあえず再起動をしてあげるといいです。

それで解決する場合も多々あります。

ここまでやって改善しなかった場合には、マイクの故障の可能性が高いので、修理店にご相談ください。

修理料金は、機種にもよりますが、だいたい5~8,000円くらいじゃないかな。

うちのご修理事例を載せておきます。

ちなみに正規店に修理を依頼すると、おそらく本体交換の措置になるかと思います。


最後に、特定の相手に「声が聞こえない」と言われた場合には、相手の電波状況が悪いということも考えられます。

通話中に、相手の方に電波状況が悪くないか確認してもらうといいです。

よくいただくご質問

Q 記事のことを試しましたが、直りません。他に方法はありませんか?

A あとは実際に点検してみないと判断できかねます。最寄りの修理店に点検してもらうか、当社へ端末をお持込or郵送頂きますようお願い致します。
点検をしない段階では何が悪いのか判断は出来ません。故障の原因は個々の端末の状況によって変わってくるからです。

あとは、専門家に点検してもらってください。