ゲオで買ったiPhone8が赤ロムになりました

今年の1月に、ヤフオクを通してゲオから購入したiPhone8が、数日前に赤ロムになりました。

まさか、自分のiPhoneが赤ロムになるなんて思ってもいなかったので、ビックリです。笑

私のiPhone8は「赤ロム保証」端末だったので、すぐにゲオに連絡し「返金」対応となりました。

連絡後ゲオに指定された住所に赤ロムになったiPhone8を送り返して、今は返事待ちの段階です。

今後、スムーズに返金手続きは進むのか、また後日ご報告しようと思います。

ゲオさんは大手ですし、このようなトラブルにも慣れていると思うので、おそらく割と早く返金手続きが完了すると思います。

赤ロムをご存じない方のためにご説明すると・・・

赤ロムとは、中古の携帯電話の端末を指す俗称の一種で、割賦販売で購入された端末が支払い完了の前に中古品として流通し、その後キャリアによって利用停止にされる端末のことである。(参照:https://www.weblio.jp/content/赤ロム)

参照先にも記載がありますが、なぜキャリアによって利用停止にされてしまうかというと、端末代の支払いが滞ったからです。

大手キャリアの契約は通常2年縛りですよね。

キャリアと2年縛りで契約すると、その代わりに本体代が大幅に安くなります。

ですが、たまにその2年の契約中に本体を手放す人がいます。

本体は2年で払う契約なので、途中で手放しても、支払いは続けていかなければいけません。

しかし、本体の元の持ち主が2年の間に支払いを滞らせてしまい、本体が未払いの状態になってしまうことがあります。

本体代の支払いが滞ると、キャリアが端末にロックをかけてしまい、利用停止の措置が取られます。

そうすると、SIMカードを抜き差ししても利用できない状態になります。

その状態の端末が「赤ロム」と呼ばれています。


私は、b-mobileという格安SIMを契約しています。

b-mobileとはソフトバンク系のSIMを契約しているので、SIMを挿している間は本体右上に「softbank」と言う表示が出ているのですが、数日前に急にsoftbankの表示が出なくなり”圏外”の状態になっていることに気付きました。

これは、その時の画面をスクショしたものなのです。

SIMを挿した状態のままなのですが、圏外になっているのが分かるかと思います。


圏外になってしまった時は、家にいたこともあり、まさか赤ロムになっているなんて思いもしなかったので「SIMカードがたまたま接触不良かなんかで圏外になってしまったのかなぁ」「明日店でSIMカードのところを掃除してあげよう」くらいにしか思っていませんでした。

しかし、次の日店に来て、SIMカードを何度抜き差ししても一向に圏外が変わらずで、そこで初めて「おかしいな」と感じました。

それでも、まだ赤ロムの可能性が全然疑っていなかったので、次はb-mobileのSIMの調子が悪いのかと思いました。

私にとって初めてのMVNO契約だったので、「格安SIMだからこういうこともあるのかもしれないな」と思い、b-mobileのSIMカードをSIMフリーのiPhoneXに挿してみたんです。

そうしたところ、こちらは問題なく、softbankの電波が立つことが確認できました。

ここで「これはiPhone8が赤ロムになったんだな」ということに気付き、softbankのHPで端末のネットワーク制限確認をしたところ、端末が「X」になっていることを知りました。

私の中で赤ロムって対岸の火事というイメージだったので、まさか自分の身に起こるとは思わず、結構びっくりしました。


赤ロムになってしまうと、通話とモバイルデータ通信が使えなくなります。

ただ、Wi-Fiは関係ありませんので、赤ロムになってしまってもWi-Fi通信のみで良ければ問題なく使えます。

私の場合は通話がしたくてわざわざb-mobileを契約しているので、このままだとiPhone8が用無しになってしまい、違う端末を使わなければいけません。

ただ、冒頭にも記載したように、私がゲオから購入したこのiPhone8は「赤ロム保証」がついていたので、ゲオに連絡し、端末を返却して返金してもらう形になりました。

赤ロム保証とは、端末を購入時にまだ支払い残債が残っている状態の端末において(ネットワーク制限が△)、購入後使用している間に赤ロム(ネットワーク制限が×)になってしまったら、販売元(今回であればゲオ)が端末を「無料交換」または「全額返金」してくれる保証です。


私は、本当は本体交換が良かったのですが、ゲオの方で在庫がないということで返金になりました。

現在はこの「赤ロム保証」をつけている中古業者がほとんどなので、割と大きめの中古業者からであれば、ネットワーク制限が△のものを購入しても心配はいらないです。

ただ、赤ロム保証をつけているから大丈夫だと言っても、今回の私のように返金になってしまった場合には、もう一度同じ端末を購入し直さないといけない手間が発生します。

また、返金の手続きもすぐに完了するわけではないので、その時にまとまったお金がなくて、すぐに新しい端末が購入できないかもしれません。

返金になった場合は、新しい端末を購入するまでの間や、本体交換になった場合には、新しい端末が届くまでの間、iPhoneが使えなくなる期間が発生します。

ネットワーク制限△を購入する方は、端末に赤ロム保証がついていたとしても絶対大丈夫だというわけではないというのを、ご存知おいて頂いた方がいいと思います。


ただし、ネットワーク制限△にも良い面があります。

①ネットワーク制限が○のものに比べて安い

②そもそもWi-Fiのみで使用する場合には関係ないので、△であればむしろ安く購入できてお得

支払い残債の残っているネットワーク制限△のものは○のものに比べると、特にiPhoneの場合は格安です。

また、Wi-Fiのみで使用しようと考えている場合には、そもそもキャリア通信は必要ないので、むしろ△のものを購入した方が安くていいくらいです。



ネットでiPhoneを購入する時、もっとも大切なことは自分のニーズに合う端末を購入することです。

今の時代はありとあらゆる状態のiPhoneが中古市場に溢れておりますので、しっかりと自分のニーズに合う端末を見極めて購入する必要があります。

私たちはiPhoneを含むApple製品に関しては中古市場の玄人ですので、どんな端末を選べばいいのかポイントを押さえて購入することができるので、まず失敗することはありません。

中古端末を購入する場合にはこの「ポイントを押さえること」が非常に大切ですので、ヤフオクやメルカリで中古iPhoneを購入しようと考えている方は、まずはしっかりと勉強してから購入することをお勧めします。

そうすれば、お得に良い買い物をすることができますよ♪


ちなみに、当社でも中古iPhoneのオンライン販売を行っております。

当社は白ロム(ネットワーク制限○)しか取り扱っておりませんので、初心者の方にも安心してご購入いただけるかと存じます。

https://iphone-terminal.com/shop

必要な方は、ご利用ください^^


※後日談※

ゲオに連絡後、実はなかなか返金されませんでした。(1週間ほど経っても音沙汰なし)

ですので、再度連絡したところ、今度はすぐに返金してくれました。

多分忘れていたんだと思うのですが、さすが大手らしくその後の対応は早かったです。

△の端末を購入しようと考えている方の参考になりましたら幸いです。