初めまして。代表の松島です。

このたびはホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

弊社iTerminal合同会社は、2021年に設立致しましたが、元々は2017年に私が個人事業としてスタート致しました。

このページでは、私が個人事業を開業することになった経緯や、法人化までの道のりなど、弊社の軌跡を記しております。

開業した経緯

開業する前の話

個人事業を開業したのは、2017年の5月、27歳のときです。

開業する前の私は、会社員で事務職をしておりました。

当時の私は、ベトナムに移住して商売を始めたいという夢を持っておりまして、そのために貯金している毎日でした。

私は18歳から「いつか起業したい」「社長になりたい」という目標を持っていたのですが、当時はそれをベトナムで叶えようと考えていました。

理由は2つあります。

ひとつは、数年前に東南アジアを4ヶ月かけて放浪した時に、ベトナムがすごく好きになり「ここに住みたい!」と思ったから。

もうひとつは、その旅の途中に出会ったリンという現地の女性と非常に仲良くなりまして、彼女にとても刺激を受けたからです。

彼女は私と同世代なんですが、いま、故郷のフエという街で教育関連のビジネスを立ち上げ、とても頑張っています。

事業内容も優れている上、話題性もあるので、地元のTV局に取り上げられたりもしています。

彼女自身は、聡明で度胸もあり慈悲深く、本当に素敵な人で「こんな人と将来一緒に何かをできたら、人生を有意義に過ごせそう」と思いました。

 



なぜそもそも自分で商売をしたいと思い始めたかというと、ひとつは、父の影響です。

私の名前は、父が「将来、事業を起こして成功するように」という想いを込めて、名付けてくれたそうです。

そんな想いに沿うように、私は非常に自分勝手な性格に育ちまして、20歳過ぎくらいから「もう私には自分でお金を稼ぐしか、生きてく道はないな」と感じていました。

よく言えば独立心が強い、悪く言えば自分勝手。

子供の頃から、人一倍自立心や自己主張が強かったので、親は苦労しただろうなと思います。

それと、もっと冒険や挑戦をしてみたかったんです。

幼少期から20代前半までは、家庭の事情や金銭面で、本当に様々な苦難に直面し、精神的・肉体的にとても苦しかったため、当時は「これからはもっと自由に色々なことに挑戦したい」と考えていました。

そこで、その一環としてバックパッカーの旅に出かけ、新たな夢を見つけたという感じでした。

開業まで

ベトナムに移住して起業する目標を立てた私。

実は、当時、ビジネスの具体的な内容や資金繰りなどの起業計画を立て、そのビジネスの修行もしており、渡越直前だったのですが、働きすぎて体調を崩してしまったり、他にも色々あって、最終的に、その話がダメになってしまいました。

その時は、目標喪失から落ち込んでいたのですが、ちょうどその頃、社長をしていた父の友人が亡くなり、父がその会社を引き継ぐことになり、急に思いがけず、社長になりました。

私も父を手伝う必要が出まして、父の会社に入社することになりました。

そこから2年は、慣れない経理と事務の仕事の毎日でした。

父は社長になったばかりで、365日中360日くらい働いていたため、私も長期休暇を取るなんて不可能だったので、会社と家の往復だけで、日々を過ごしていました。

もちろん、私は自分の夢を諦めていたわけではなかったのですが、社長という仕事を間近で見られる上、経理の仕事を通して、会社会計のことを学べたので、非常に良い経験をさせてもらったと思っています。

入社して2年ほど経った頃、父の会社の事務所が奥の空き家へ移転することになり、事務所として使っていたスペースが空くことになりました。

そこで父から「この空きスペースを使って、何か始めてみるか?」と提案がありました。

それが、現在の弊社の事務所(取手店)です。

これが私が個人事業を開業した経緯です。

スマートフォンの修理事業を選んだ理由

これも、実は父からの提案です。

事務所移転が決まった頃、父ががっちりマンデーというテレビ番組でiCrackedさん(カリフォルニアから上陸したスマートフォンの修理事業を展開している会社)の紹介動画を観たそうです。

その中で、私より若い女の子が、お客さんの目の前でiPhoneの画面交換をチャチャっとしているのを見て「これいいな」と思ったらしく、私に勧めてきました。

父の提案後に自分なりに調査してみたところ、

・スペース的には十分

・資本は自分の貯金で賄える

・取手・守谷地区にはまだ1件も修理屋がなかった

・少し勉強すれば、ひとりでもやっていけそう

というポジティブな結果が出まして、「70%いける」との判断に至ったので、この事業を選ぶことになりました。



それともうひとつ、この事業を選んだ決め手として「スマートフォンが世界共通の商品であること」でした。

いつになるかは分かりませんが、将来、海外に出ることになった際に、この商売で身につけた技術や知識が役にたつかもしれない、と思いました。

どのようにかは分かりません。

海外で修理店を開業しようとするほど、私は楽観的ではないので、直接的に結びつけたわけではありません。

しかし、何らかの形で役に立つ可能性を感じました。

それに修理という仕事は、人の役に立ちます。

また、学歴がいらず、やる気さえあれば技術を身につけられるので、雇用の面でも、今後何か世の中の役に立つかもしれないと思いました。

だから、将来どう活かせるかは分からないけど、総合的に「挑戦してみる価値はあるな」と感じ、この事業で開業することを決めました。


起業し、法人化するまで

技術を学んで即独立。未経験のまま営業開始

スマートフォン事業で起業することを決めてから2週間後には、修理事業の講習会に出向き、3日間徹底的に技術や営業などを学び、その2週間後には開業しました。

私は、修理業については、素人の状態で開業し、営業しながら技術と知識を身につけました。

それはもう本当に本当に大変で、当時のことを思い出すと、今でも胃が痛みます。

ただ、幸い当時は周辺にまともな修理店がなかったことと、相場と比べてかなり安く修理を受けていたので、未経験ながらも、沢山の修理を経験することが出来ました。

その時に培ったものが今は血肉となって、私を支えてくれています。

また、大きな問題も無く、開業時を乗り越えられたのは、ひとえにお優しく寛大なお客様に恵まれたからだと思います。

私は本当に幸運であったなと、今でも思います。

ただ、1年目は品質にこだわりすぎた自分の性格が仇になり、大きな赤字を出してしまいました。

当時は、目減りしていく貯金を見つめながら、とても不安な気持ちで過ごしていました。

しかし、元々未経験で始めていますので、同時に「仕方ないな」という気持ちもありました。

千葉との出会い。東京・後楽園店を開業、全国から依頼が来るように

開業して8ヶ月後に、現在の弊社顧問の千葉が仲間になってくれました。

実は、千葉は、私が開業時に受講した修理研修の講師でした。

千葉には、研修後も何かと面倒を見てもらっており、その後、仲間になってもらいました。

千葉は2012年からこの事業に関わっており、技術者歴8年以上の大先輩であり、私の師匠です。

大先輩の千葉が仲間になってくれたことで、弊社の知識量と技術力が飛躍的に向上し、事業の幅が大きく広がりました。

また、弊社のレベルアップとともに、東京都文京区に支店を構えたことで、全国各地からお問い合わせや仕事のご依頼をいただけるようになりました。

日本全国、スマートフォンのことで悩んでいる方はたくさんいらっしゃるのですが、まだ新しい業態ということもあり、悩みを解決できる民間の業者が圧倒的に足りていないということを感じます。

メーカーが革新的な会社であり、情報やシステムが目まぐるしく変わっていくので、出来るだけ多くの方のお悩みを解決できるように、弊社では技術と知識を日々アップデートしていくよう努めております。

開業して4年で法人化

個人事業から3年7ヶ月で法人化しました。

修理だけでなく、中古品販売事業を強化。iTerminalを信頼の証へ

元々は修理事業だけで開業したのですが、お客様のニーズにお応えする形で事業展開してきたところ、中古スマートフォンへの需要が大変高いことに気付きました。

昔は、キャリアとの2年契約でタダ同然で新しい機種に乗り換えていく人が多かったものの、現在は、安く新品のスマホが手に入らなくなったことや、格安SIMが広く一般に浸透したことで「1台の携帯を長く使う」という風潮に変わってきました。

そのため、高価な新品では無く、状態の良い中古スマートフォンのニーズが高まっています。

ただ、中古のスマートフォンは、非常にトラブルの多い商品です。

ネットでの個人売買は言わずもがな、大手の中古ショップでも、中古端末に精通したスタッフは、ごく少数というのが実情です。

知識が乏しい人や店から中古端末を購入してしまうと、動作に不具合があったり、粗悪なパーツが取り付けられていることが原因で、購入後にトラブルが発生する事例も多発しております。

弊社はそこにニーズを見つけ、中古のスマートフォン販売を強化してきました。

現在はオンラインでの販売も始め、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の皆様よりご注文いただいております。

ただ、まだまだ事業規模が小さいため、取扱機種に限りがあり、確実にニーズを満たせていないという現状がございます。

実際、お問い合わせをいただいても、在庫が無い場合が多々ございます。

これが今の弊社の大きな課題です。

私は、当社の「iTerminal」という名前を「中古スマートフォン業界で信頼の証として認知させたい」という想いがあります。

現在は目下、この目標を達成するために奮闘しております。

以上が、弊社の軌跡になります。

大変長い文章をここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。

今後も皆様のお役に立てますよう精進して参りますので、今後ともお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

iTerminal

代表 松島未樹