【iPhone5S】トイレに水没→修理不可

先日、守谷市百合ヶ丘よりご来店いただきましたお客様のご修理事例をご紹介します。

本日は水没、iPhone5Sです。

ご相談内容としては、以下の通りです。

昨日の夜にiPhoneをトイレに落とした後、問題なかったので3〜4時間そのまま使っていた。そうしたところ、画面に縦線が入ったので怖くなって電源を消した。そして次の日の今日持って来た

このところ、水没が続いております。

いつも通り、このまま電源を入れてしまうと電流と水が混ざってショートしてしまうことがあるので、まずはしっかりと内部クリーニングをして洗浄と乾燥をし起動するか確認、起動できればパーツの確認という手順をお伝えさせていただき、お預かりし内部クリーニングをスタートしました。

基盤を外して精製水で洗浄します。

基盤を精製水で洗浄した後はしっかりと乾かします。

そして、画面側のパーツもしっかりと乾燥させて元に戻します。

すべてのパーツを乾燥させた後、電源を入れてみたところ、一度はつきました。

ただ、1回目の起動直後から何度も電源が落ち、このりんごマークから次に進めない状態でした。

基盤の状態があまりよくなさそうだなーと思いつつ充電につなげてみたところ、とりあえずホーム画面までたどり着くことができたので、パーツ1個1個の動作チェックを始めました。


うちの師匠はiPhone修理全般のプロですが、特に水没修理に関しては日本で1番こなしてるんじゃないか?というくらい経験豊富です。

iPhoneの修理店がまだ都内に数カ所しかなかった頃、水没修理を専門に請け負っていた時期があったので、それこそ日本全国から修理依頼が来ていたそうです。

そんな水没修理のプロ中のプロである師匠の教えとして、「水没修理では特に動作チェックを徹底するように」というのがあります。

ご修理後に壊してしまった箇所がないか?をしっかりと把握するためです。

私たちが壊してしまった場合には責任を持って直して返さなければならないので、ここのプロセスはお客様との信頼関係を構築していく上で特に大切にしております。

そして、水没修理の場合には、パーツパーツの不具合やシステムの故障というのは起きやすい状態です。

基盤内に液体が入ってしまった場合には、起動はしても、例えばWi-Fiがグレーアウトしていたり、SIMカードが認識しないなどの重大な不具合や、カメラの故障などのパーツの不具合など、「壊れている可能性のある箇所」というのは沢山あります。

壊れている箇所があった場合、しっかりと把握しお客様にお伝えするために、水没修理での動作チェックは特に徹底するように心掛けています。


というわけで、今回のお客様のiPhoneも起動後、いつものように動作チェックを徹底して行なっていたところ、急に電源が落ちてしまいました。

やっぱり基盤がダメなのかなぁと思いつつ、バッテリーとフロント画面をそれぞれ交換してみたのですが、この後起動してくれることはありませんでした。

師匠の見解としては、「電源を入れた最初から起動に不具合が出ていたということは既に基盤が故障していた。充電に繋いでパワーをもらい最後の余力でなんとか一旦つくことはできたが、その後またつかなくなり再起不能になった。」ということでした。


今回のお客様のお話をお伺いする限りだと、直る見込みが高そうだと予想しておりましたので、とっても残念でした。

もう半日だけでも頑張ってくれればデータだけでも取れたのに…と、私としてもとても悲しい状況でした。

今回は不運、その一言に尽きるかと思います。

今回は水没修理のご修理は不可ということで、内部クリーニング代3,990円いただきまして終了とさせていただきました。


水没時のアドバイスとしまして、水没させたらすぐに電源を切ってくださいね。

そしてすぐに修理に出してください。

水没は時間との勝負です。 

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