【iPhone6S】中古で購入した:他店で修理を断られた話ーバッテリー交換編ー

皆様、おはようございます!

ここ半年くらい、ブログ更新は5日に1回くらいだったので「こいつ急に毎日更新してるなw」と思われた方もいらっしゃるかもしれないんですが、私、ヒマなんです。笑

というのも、昨日のブログ内で「コロナの影響で早く出社している」という話をしたと思うのですが、早く出社したからと言って特段仕事が増えたわけではないので、暇を持て余しております。笑

会社にいなければいけなくて早く来ているだけなので、特にやることがありません。

しかも、労働時間は2時間増えたので、さらに暇。

昨日なんて、大逆転裁判というゲームをやって時間を潰してましたからね。笑

ドラマ見たりゲームやったり、呑気な私です。

今日も午後からゲームをやる予定です。

今、すごいいいところなんで。笑



さて、私のゲーム話はさておき、ご修理事例に参りましょう。

以下のご相談を受けました。

バッテリーの減りが早くて不便なため、ある非正規店にバッテリー交換をしてもらおうと修理に行きました。ただ、点検してもらったときに「うちでは修理できない」と断られてしまい、困っています。中古で購入したものなんですが、何で修理できないのかはよく分かりません。見てもらえませんか?

とのことでした。


こういう相談は、たまに受けますね。

「他で断られたんですけど見てもらえませんか?」案件。


うちで点検してみたところ、断られた理由はこれじゃないか?というのが見つかりました。



バッテリーが本体にべっちょりくっついていました。

お客様が中古で購入する以前の持ち主がバッテリー交換をしたようです。

うちにいらっしゃる前の非正規店では、このバッテリーを外すことができなかったか、もしくは本体を壊す恐れがあるため、断ったのではないかと思います。




このようにべっちょりくっついたバッテリーは、プラスチックのヘラを入れて無理やり剥がさなければいけないので、まず、基盤を外す必要があります。(赤く囲んだ部分が基盤)

そして、青い矢印の方からヘラを入れて、ゆっくりゆっくり少しずつ剥がしていきます。

通常バッテリーというのは綺麗に外せるものなのですが、一度バッテリーの修理歴のある端末というのは、今回のように変な状態でくっついていることも少なくありません。

うちではバッテリーが燃えたことはありませんが、無理やり外そうとして火が出たということも実際に起きています。

もし、この状態で火が出た場合、基盤は燃えるので、iPhoneが死にます。

iPhoneは基盤を壊してしまうと取り返しがつかないので、うちは少しでも危ないものは、まず基盤を外すところから始めます。


また、基盤を外さず、外側(紫の矢印側)からヘラを入れて外そうとすると、裏のアルミ部分が折れてしまう可能性があります。

これは師匠が修理技術研修の講習でも毎回言うことなんですが、「バッテリーをテコの原理で外そうとするな。」

テコの原理で外そうとすると、アルミ部分に負荷がかかって折れてしまうためです。

ですので、このような端末は、まず基盤を外し、内側からゆっくりとバッテリーを取っていく必要があります。


こういう工程を取る必要があるため、うちの前に行った店では断られたんじゃないかと思います。

まぁわざわざ危険を冒して、無理に受ける必要もないですしね。

うちはこういう端末はもう何百何千と修理をしているので、慣れております。

うちは相当ヘビーなものが全国から集まってきますからね。笑

ちなみに、こういうのはさすがに正規店でも修理を断られるというか、本体交換になるんじゃないかと思います。


ということで、本日はiPhone6Sのバッテリー交換で、ご修理料金は5,990円(税込)でした!

正直、こういう前の人の尻拭い的なヘビーな修理は、追加料金をいただきたいくらいなんですが、それを請求するのはなかなか難しいので、うちでは通常料金でやっております。

まぁそれで頼りにしてもらえるのであれば、私たちも存在意義があるので、これはこれでいいのではないかと思っています。

お客様、ご利用ありがとうございました^^


冒頭の通り、現在私は暇を持て余しており、折角時間があるので、今後しばらく毎日のようにブログを更新していくかもしれません。

トップページには初見の人に見せたい記事をなるべく載せるようにしているので、新しく書いても記事がトップページに出てこないかもしれません。

ですので、読者の皆様はこちらより見て頂けますと幸いです。

https://iphone-terminal.com/blog

粗悪店に当たると〜の記事の下に、最新記事が出る仕組みです。

宜しくお願い致します!

さぁ、ゲームやろ。笑