当社の画面交換のメニューは各々の機種ごとにコピーパネルと液晶純正パネルをご用意し、お客様に選んで頂くことが最大の特徴です。
iPhone8以降の画面交換はそれ以前の機種とは大きく異なる点があります。
これはiPhone8が発売された当初大きな話題になったのですが、iPhone8はただ画面交換しただけだと「環境光センサー」という機能が消失してしまいます。
●環境光センサーとは?
iOS デバイスは、環境光センサーを使って、周辺光の状況に応じて明るさの程度を調節してくれます。
このセンサーは、暗いところでは明るさを抑え、明るいところでは引き上げます。明るさの自動調節機能はデフォルトでオンになっています。
明るさの自動調節がオンになっていると、光の当たり具合が変わるにつれて、デバイスの明るさの調節スライダが自動的に動きます。
iOS 11 以降では、明るさの自動調節機能は、「設定」>「一般」>「アクセシビリティ」>「ディスプレイ調整」でオン/オフを切り替えられます。
iOSがアップデートされる度にコピーパネルに関しては何らかの問題が起こったりするのですが、この環境光センサーの機能は液晶純正パネルに交換しても消失してしまうので、大変大きな話題になりました。
この環境光センサーはどうやら画面側のチップに埋め込まれていて、本体と紐付けされているようです。
そのため、オリジナルの画面から他の画面に交換すると、この機能が消失してしまうという状況のようです。
さらに、iOS12に至っては画面交換するとTrue Toneがごっそり無くなることが分かりました。
●True Toneについて
True Tone は、先進的なマルチチャンネルの環境光センサーを使い、周囲の光に合わせてディスプレイの色と明度を自動的に適応させることにより、画像をより自然に表示するテクノロジーです。
iPhone8やXはただ画面交換しただけだと、このように環境光センサーやTrue Toneの機能が無くなってしまうので、当社ではこの機能を維持させるための専用の装置を導入しています。
見た目が超怪しい!笑
これを使用すれば、画面交換後も環境光センサーやTrue Toneの機能を失うことなく、今まで通り使用することができます。
ただ、コピーパネルにはそもそも環境光センサーのためのチップ?が搭載されていないため、この装置があろうが無かろうが、コピーパネルに交換後は環境光センサーやTrue Toneは使用出来なくなります。
(※現在は、True Toneの使えるコピーパネルも一部存在しております。)
iPhone8を使用している方で今までに非正規店で画面交換をしたことのあるかなりの数の方が、知らないうちにこの機能が消失していると思います。
使えなくなること、ちゃんと説明してもらっていますか?
以上、当社の画面交換修理のこだわりでした!
ご修理をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
【追記】現在当社では消失したTrue Toneを修復出来るようになりました。
詳しくはこちらをご覧ください。