iPhone11を見て想ったこと
先日iPhone11が発表されましたね!
毎年日本時間の夜中に行われる発表会を、翌朝にYoutubeで見るのが私の日課です。
いつもできるだけ元の映像のまま聞いて見るようにしています。
今年も店に来て、まず早速発表会にて新作をチェックしました♪
iPhone11・・・個人的には良い感じだ!と思いました^^
カラーが多くて綺麗だし、カメラの機能も上がって、女性には結構ウケるような気がしました。
1番驚いた、というか、いちユーザーとして良かったと思ったのは、11が廉価版と思われていたiPhone XRの後継機の位置付けだったこと。
それにより、新品の価格がXS発表時と比べるとかなり下がり、今までよりもお手頃価格になりました。
X,XSの流れを汲むのが11 proとなり、XSが事実上「高機能機種」に格上げとなりました。
強気なAppleがユーザーの心情をかなり意識して、王道機の路線を変更した形になっていて、個人的には驚きました。
特に日本市場は新品を売るのがかなり難しくなってきています。
総務省が新品端末の大幅割引をしないようにキャリアへ指導している影響で、新品を安く手に入れることが昔よりも難しくなっています。
また、「いま使っているので十分」というユーザーも多い上に10月からの増税による買い控えの心理もあるので、ますます難しさを増しています。
キャリアショップは新品を売るのは本当に大変だろうなぁと思います。
SIMロック解除の条件が緩和され、さらに格安SIMもだんだん定着してきたので、中古のSIMフリーのiPhoneというのが1番コスパが良く思えてしまいますね。
なかなか新品、買いづらいよなぁ。
うちでも中古のiPhone7と8(SIMフリー)の売れ行きが好調ですからね。
世の中の流れ的にそうなるのも必然だよなと思います。
今回の新作発表会を見ていて、ひとつやるせない気持ちになることがありました。
iPhoneのディスプレイの開発担当者って、日々ディスプレイの映りを綺麗にすることを研究しているわけですよね。
今回のiPhone 11の紹介の中でも「Liquid Retinaディスプレイ」について解説していました。
Appleはこのディスプレイの開発に大変大きな費用を投入しているはずです。
こんなに一生懸命つくったiPhoneのディスプレイを、他業者によって安価なコピーパネルに交換されてしまって、その上、ユーザーに気付かれもしないのであれば、何のために日々研究にして画質をあげているのか分かりませんよね。笑
じゃあ別に開発しなくていいじゃん、って。笑
まぁAppleは別に端末が売れればそれでいいのかもしれないのですが、開発者の方々のことを考えると、なんだか悲しいというか虚しい気持ちになりました。
私はAppleのつくるフロントパネルを心から愛し尊敬しているので、正直、コピーパネルでいいならiPhone使う必要なくない?とすら思っています。
まぁ大きなお世話でしょうけどね。笑
先ほどの話と重複しますが、キャリアの端末購入サポートの適用価格が少なくなり、端末代が実質上がっているので、今後はコピーパネルでもいいこだわりのないユーザーはiPhoneを選ばなくなってくると私は予想しています。
それが修理業者によって良いのか悪いのか、Appleにとって良いのか悪いのか私には分かりません。
ただ私としては、そうなればコピーパネルを取り扱うのを辞められるので、うちにとっては間違いなく“良い”です。
コピー、やめたいんですよね、ずっと。
コピーをやめられる世の中になるといいなぁ。
さて、iFoneターミナルとしては、次の修理をどうしようか思案中です。
iPhone XRの路線が王道になったので、やはりXRを始めようか。
もしくは、最近特にお問い合わせが増えてきたiPhone Xの画面交換を本格的に始動しようか。
画面代と比較しながら、ベストな選択ができればと思います。