【中古で購入】【iPhone7】通話時に相手の声が遠い、声が聞こえにくい

みなさん、こんにちは!

先日、茨城でも雪が降りました☃️

子供の頃は雪が降ると、雪だるまを作ったり、雪合戦したりと、純粋に楽しいだけではしゃいでいましたが、大人になると「スタッドレスタイヤじゃないから道路凍ると困るな」なんて現実的なことを考えてしまって、夢の無くなった自分にうんざりします。

でも、雪が降るとやっぱり、ちょっぴり嬉しい気持ちもあって、私にとっては「雪」というものは、特別な存在なんだと思いました。

さて、本日のご修理事例に参りましょう。

以下のご相談をいただきました。

先日、フリマアプリでiPhone7を購入したのですが、通話の際に、相手の声が遠く、非常に聞きにくくて困っております。こういうものは、直るのでしょうか?

結論から申し上げますと、直ります。

とりあえず端末を持ってきていただきまして、点検致しました。

声が遠い原因は、画面のメッシュ部分の埃詰まり&受話スピーカーの埃詰まりでした。




ですので、画面のメッシュ部分のお掃除と、

受話スピーカーの交換を行いました。

無事、しっかり声が聞こえるようになりました^^

修理時間は、約1時間ほど。

ご修理料金は、5,990円(税込)でした!

お客様には「まだ買ったばかりなのに、また買い替えなければいけないのかと落ち込んでいたので、とても助かりました。」と、大変感謝していただきました♪

お客様、ご利用誠にありがとうございました^^


今日は、もう少しこの話題を掘り下げますね。

中古で購入した端末の音関連のご相談は、以前からよくいただきます。

今回のような「通話時に相手の声が遠い」というものと、「スピーカーの音が小さい」というもの。

まず、この音関連のトラブルというのは、ほとんどすべて「埃詰まり」が原因です。

”相手の声が遠い”という場合は、受話スピーカー部分の埃詰まり。


“スピーカーの音が小さい”というのは、下部のスピーカー部分の埃詰まり。


両方とも、メッシュ部分から内部に埃が入ることによって、また、メッシュ自体に埃が目詰まりすることによって、埃が音を遮断してしまい、結果「音が小さい」というトラブルを引き起こしています。

こういう場合は、メッシュ部分を掃除してあげたり、受話スピーカーやスピーカーなどのパーツ交換をすれば、直ります。

こういう部分的な修理を数千円で出来ることが、民間の修理店の大きな強みのひとつです。


この故障は、現場仕事の男性に非常によく見られます。

仕事場で粉塵や埃の中に長時間いることが、大きな原因のようです。

また、以前、農家の男性から同様のご相談を受けたことがありました。


この時は、受話スピーカーに農機具で使う油が詰まっており、それが声が聞こえない原因になっていました。

こんな感じで、昔から、現場仕事の男性の皆様に「音関連」のトラブルが多いです。

私は、現場仕事の方には、防塵のケースを使用することをお勧めしております。

Amazonなどで、2,000円程度で購入できるようです。

完全には防ぎ切れないとは思いますが、付けないよりはマシだと思います。

少しでも壊れる確率を下げるために、簡単に出来ることはアドバイスしております。


中古端末をネットで買った際、受取通知をする前に、簡単に動作確認はすると思います。

しかし、ほとんどの方が「電源が入る」「指紋が使える」「バッテリーの最大容量が出品ページの数値通り」くらいしか、見ないのではないかと思います。

「通話の音が小さい」とか「スピーカーの音が小さい」なんてことに、受け取り時に気付く方は稀だと思います。

ただ、例え受け取り通知を送る前に、音が小さいことに気づいたとして、それを出品者に伝えたからと言って、果たして出品者が返品を受け入れてくれるのかは、私には分かりません。

この「音が聞こづらい」というトラブルは、出品者自身が気付いていない可能性があるからです。

そもそも通話機能は使っていない可能性もありますし、音楽や動画を再生しない方であれば、スピーカーの音が小さいことにも気付かない可能性も十分あります。

また、その機能を使っていたとしても、埃詰まりは徐々に進んでいくため、少しずつ音が小さくなっていくので、本人は気付いていない可能性があります。

ですので、商品到着後に「音が小さい」というクレームを伝えたところで、返品対応をしてもらえるかどうかは、正直、微妙だと思います。

出品者の善意によりますよね。

音が完全に聞こえないならまだしも、音が小さい程度だと「感じ方の違い」ではねられてしまう可能性も大いにあるのではないかと思います。

今回のお客様は、端末受け取り時には、音の不調に気付かず、受け取り後数日してから初めて電話して、それで気付いたとのことでした。

こういうケースが大変多いため、当社には、このお問い合わせを以前からよくいただいているわけですね。

中古端末というのは、正直、何でもアリです。

様々なトラブル、故障が考えられるので、本当は、実際に見て買うのが1番なんですけどね。

もし、見て買える場合は、本体の傷だけでなく、スピーカー周りの埃詰まりも確認することをお勧めします。

皆様が状態の良い中古端末を購入できることを願っております。


ということで、今日はこの辺にしておきますね〜。

まだまだ書類仕事が山積み。

がんばりまーすっ!