【iPhone6】最大容量100%なのにすぐ落ちる!?
本日は久しぶりに取手店のご修理をご紹介します!
私が最近は東京都文京区春日の後楽園店にいることが多く、あまり取手店でご修理していないので、このところは取手店のご修理をご紹介できずにいました。
本日の機種は、iPhone6です。
ご相談の内容としては「バッテリーのもちが悪いので見て欲しい」ということで、常総市よりお越しいただきました。
お客様、ご利用誠にありがとうございました^^
iOS11.3からバッテリーの最大容量が見られるようになり、バッテリーの状態を客観的に確認できるようになりましたので、うちでもご修理前にはまず、この数値をチェックします。
今回のお客様の場合にはご来店いただき、この数値を見てみたところ、最大容量が100%で「ピークパフォーマンスに対応しています」と出ておりました。
ただ、このチェックをしている時にもバッテリーの残量が70%から急に50%に減ったり、急に電源が切れたりなど、明らかに動作不良を起こしておりました。
これは”バッテリーの劣化”のもっとも分かりやすい症状のひとつです。
この状態は、もう結構な末期だと思って頂いて差し支えないです。
一般的にこの数値が80%を切ると“バッテリーの交換時期”と言われておりますが、今回のお客様のように数値も高い上「ピークパフォーマンスに対応しています。」と表示されていても、バッテリーの劣化症状が出ているということは結構あります。
私が見る限りですが、iPhone6(6+)・iPhone6S(6S+)・iPhoneSEの3機種は、この数値が結構いい加減です。
今回はバッテリー交換前に明らかに弱っていた印象を受けたので、念のため、ご修理前にうちのアプリを使ってバッテリーの最大容量を調べてみたところ、72%程度でした。
やはりしっかりと劣化していました。
ちなみに、うちでは基本的に最新のiOSでこの最大容量が表示されるバッテリーをお客様にお出しするようにしております。
基本的にはどの機種も最新のiOSには対応するようにしているのですが、今後最新のiOSにアップデートした際に読まなくなってしまう可能性もありますので、この点についてはお客様にお伝えし、ご了承頂いてからご修理するように努めております。
先日、いつもバッテリーを買っている業者さんとお話する機会があり、このバッテリーの最大容量の話題になりました。
業者さんの方も常に最新のiOSに対応しているバッテリーを取り扱うように仕入れ先をちょこちょこ変えて努力しているそうです。
私たち修理店が業者さんのお客さんになるわけですが、私たちお客さん側もワガママなことを言いますからね(笑)
ちゃんと数値を読み込むバッテリーがあれば、読み込まないバッテリーよりもそっちが売れてしまいますよね。
結局、うちも読むのを買っていますし(笑)
この最大容量が設定から見れるようになってしまってから、業者さんはかなり大変になってしまったと思います。
しかし、その分きちんと努力しているところは売り上げという結果にも如実に現れているようで、ここの業者さんはバッテリーだけで月数万個レベルで売れているそうなので、大変な分きちんと努力しているところには逆に良いのかもしれませんね。
ということで、本日のご修理はiPhone6のバッテリー交換で料金は5,990円でした!
ここまで劣化した状態で新品に交換すれば、バッテリーのもちの良さに感動するかと思います。
お客様、ご来店誠にありがとうございました^^