【鎌ヶ谷市から】【iPhoneX】画面が映らない修理:液晶がちゃんと暗くならない話
皆さん、こんにちは!
関東地方は、梅雨が明けましたね☆
暑いのが苦手で「暑い暑い」文句言う私も、ギラギラの太陽を見ると、テンションは上がります!
今年も結局、夏休みの間はほとんど緊急事態宣言に入ってしまうので、外出自粛になるのでしょうね〜。
今年も水没修理なんかは、減るんだろうな。
さて、今日は前置きを短めにしまして、ご修理事例に参ります。
今日のご修理事例は、iPhoneX。
千葉県鎌ヶ谷市からご来店いただきました☆
お客様、ご利用誠にありがとうございました^^
というご依頼をいただきまして、点検致しました。
画面交換で、無事映りました。
診断としては「フロントパネルの液晶故障」ですね。
今回は、iPhoneXの液晶故障→画面交換で、ご修理料金は14,990円(税込)でした。
お客様、ご利用誠にありがとうございました^^
と、今日の本題はここから。
今日は、本邦初公開の話をしようと思います。
ネット上にはすでに出ているかもしれませんが、私が触れるのは初めてだと思います。
まぁそんな大それた話ではないので、あまり期待されるとガッカリするかもしれません。w
個人的には、結構面白いと思いますので、ご興味がありましたら、読み進めてくださいね☆
当社のフロント画面の交換修理では「コピーパネル」「液晶再生パネル」の2種類をご用意して、それぞれお客様に選んでいただいております。
今回のお客様は、ご修理料金を見ると分かるように、コピーパネルを選ばれました。
この「コピーパネル」、当社の「コピーパネル」と「液晶再生パネル」品質の違いのページでは、このような記載が有ります。
では、今回のお客様にお出しした画面を見てみましょう。
左が液晶再生パネル、右がコピーパネルです。
こう見比べると、若干コピーパネルの方が暗い気がしますが、実際に見ると、ほとんど変わりませんでした。
コピーパネルというのは互換品のため、当社では品質を特に統一しておりません。
コピーパネルについては「お客様により安く提供する」ことを目指しているので、経費を減らすため、品質にかける労力は最低限にしています。
もちろん、コピーパネルでも、品質管理をきちんとしている店舗も沢山あると思いますよ。
あくまでも当社の話ですので、その点はご理解くださいね。
当社では、そのため、TrueToneについても、移植できるものとできないものが混ざっています。
今回のお客様の場合は、TrueToneを移植できるパネルがあったので、こちらを使いましたが、
出来ないパネルしか無いこともあります。
出来ないパネルしか無い時は、修理後にTrueToneが消失することをお客様にお伝えし、了承をいただいてからご修理しております。
こんな感じで、当社の出しているコピーパネルは、品質がバラバラなので、その都度の状況に合わせて、フレキシブルに対応しています。
「コピーパネル」と「液晶再生パネル」品質の違いのページ内でもご案内しているのですが、今回のお客様に出したパネルのように、輝度が結構しっかりしていて、一見コピーパネルと気付かないようなものもあります。
ただ、面白いことに、これ「明るいから良い」というわけでも無いんです。
どういうことか説明しますね。
先程の画面の写真に戻りましょう。
これは、どちらも明るさを最大に設定しています。
色味や鮮明さの違いはあれど、パッと見の明るさは、大体一緒であることが分かります。
では、この明るさを半分くらいに落としてみましょう。
では、どちらも最大限暗くしてみます。
さて、何が違うのか分かりましたでしょうか。
正解は「最大の暗さに設定してもコピーパネルの方はちゃんと暗くなっていない」でした。
写真を見ると分かるように、コピーパネルの方は、液晶再生パネルに比べると、最大から最小の明るさの幅が少ないです。
これも、全部が全部、そうだというわけではありません。
ただ、このコピーパネルのように、明るさがしっかりとあり一見コピーパネルと気付かないものの中には、このような「ちゃんと暗くならない」ものが多く見られる傾向にあります。
「しっかり暗くして、しっかり明るくする」というパネルを作ると、おそらくお金がかかるんでしょうね。
これの弊害は何かというと「暗闇で見たときに画面の明るさが下がらないので、目が痛くなる」ことです。
寝る前に布団の中で、iPhoneを操作するときを想像すれば、分かりやすいかなと思います。
コピーパネルで修理した場合、一見輝度がしっかりあるからと言って、必ずしも「明るくてラッキー♪」というわけではないということです。
で、私は正直、ここまでの細かい説明はしていません。
何でかというと、これまでもこのようなパネルを何百枚と出してきましたが、これについて一度もクレームが来たことはないですし、そもそも修理前には、コピーパネルをお選びのお客様全員に、
ということを伝えています。
また、「コピーパネル」と「液晶再生パネル」品質の違いページでは、
という記載もしています。
ここまで伝えておけば十分かなと思っているので、今日のことは特段、今まで触れることもありませんでした。
あんまりしつこくコピーパネルの低品質性を訴えると、今度は「高い方を押し売りされている」と思われるので、それも防ぎたいんですよね。
私は正直、どちらでもいいと思っています。
お客様が好きな方を選べばいいだけです。
コピーパネルと液晶再生パネルの違いをしっかりと伝えつつ、どちらも推さないように気をつけないといけないので、この辺の匙加減が結構難しいところです。
まぁこういう明るさや色味の話をしていると「ホワイトポイントで調整すれば良いじゃん!」とか「カラーフィルタ使いなよ」という意見が飛んでくるので、明るさや色味はある程度設定で調整できることは、一応書いておきます。
最終的に、コピーパネルなんて互換品なので、「なんでもアリ」だし「いろんなことがありうる」ということですね。
それでも、コピーパネルのおかげで、正規店の半分以下、3分の1以下の料金で画面交換できる現状があるので、人によっては本当に有難い存在だし、実際「安く修理してくれて有難うございます」というお声を頂いていることも事実です。
モノは値段なり、それを理解してサービスを利用することが大切ですね。
ということで、今日はこの辺にしておきますね!
楽しんでいただけたら嬉しく思います^^
では、また★