諦めは決意に似ている
みなさん、こんにちは!!
コロナウイルスの勢いが衰えませんね。
ニュースではテレワークを進めている会社も結構あるようで、これをご覧の方の中には在宅勤務されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
うちは店頭の修理は対面の商売ですので、店にいなければいけないため、今のところ、まだ出勤して店を開けておりますが、もっと感染が広まるようであれば、師匠は在宅勤務にさせようと思っています。
現在、コロナウイルスにより経済活動鈍化、それによる景気悪化が懸念されている、というか、すでに各方面その影響が出ていて、大変なことになっていますよね。
うちはというと、感染予防のために後楽園店の営業を停止していること、不特定多数の方との接触を避けるために技術研修の開催を中止しているため、売上自体はそこそこ落ちています。
ただ、取手店は通常営業していますし、取手店に関しては売上が落ちるということも、今のところありません。
コロナ関係なく、スマホは壊れますからね。
でも、冬は元々修理の需要って減るので、まだいっても大した影響は出ていないですが、夏にまだコロナが収束していないようだったら、厳しくなるかもしれません。
私たちの「修理業」や「中古品の買取・販売業」というのは、そもそも不況に強い事業なので、私自身は「コロナによる影響はそこまで出ない」と踏んでおります。
ただ、確信はもちろん無いです。
なんか最近の天災って、今までの常識が通用しないですもんね。
引き続き気を引き締めて、感染対策をしていこうとおもいます。
さて、ウイルス流行により、このところ外出を控えているので、仕事後、久しぶりに家でゆっくり漫画を読んでいます。
私が今まで読み続けているのは、ワンピースと宇宙兄弟の2つです。
宇宙兄弟は、結構泣けちゃいます。(ワンピースも泣けますけど笑)
ワンピースを読んだ時の涙って、単純に「悲しい」とか「感動」の涙なんですけど、宇宙兄弟は違うんです。
宇宙兄弟にも感動はあるんですけど、なんかこう、もっと切ない感じというか。
宇宙兄弟は漫画ではあるんですが、大人向けの内容なので、共感できる部分も多いです。
25巻目か26巻目だったかな。
作中で主人公の弟(日々人)がこんなことを言っていました。
(話の前後の内容は、割愛させていただきます。ご興味のある方は読んでみてください!)
”諦めってある意味では決意に似ているよな”
もう、ズキューンって感じで、この言葉が刺さりました。
また、日々人はこのシーンでこんなことも言っていました。
「諦めきれないことのために、諦めなくちゃいけないこともある」と。
前もちょこっと触れたかもしれませんが、このところ、私は新しいホームページを製作しています。
このホームページをWordpressに移したくて、コツコツとWorpressで製作しています。
ホームページを新しくするにあたり、書き溜めてきたこのブログもすべてコピペで移さなければいけないため、かなりウンザリしながらやっています。笑
ただ昔の記事をコピペするのも面白くないので「後日談」として、今の私が当時の記事を読んで感じたこと等を一言入れています。
現在、この昔の記事はターミナルミーティングにご登録くださった会員様のみに限定公開しております^^
すべて出来上がり次第、一般公開する予定です!
その後日談を記載している時に、私は「もう諦めている」という言葉をよく使うことに、日々人の言葉を見て気付きました。
開業した当時の私は「この業界を変えてやる!」くらいの情熱に溢れていました。
当時としては色々と画期的なことを試しており「でもこれは人のためになっているから、私が絶対に正しいんだ」という熱い想いに溢れていました。
ただ、画期的なことをやっていたため、お客さんに理解されないこともしばしば。
その時はもう「キー!」ってなって、ストレスを発散するかのように「何で分かってくれないんだ!」という思いをブログに書き殴っていました。
そういう昔の自分の書いた記事を読んで「もう今は理解されないことは”仕方ない”と諦めている」ということを書いています。
では、”今は当時のような熱意を失ってしまったのか?”というと、勿論そんなことはありません。
熱意は変わりません。
ただ、熱意の矛先が変わったのと、経営理念に合わないニーズは捨てています。
私は沢山の経験の中で「本当に利用したいと思ってくださる方にサービスを届けられるように努力しよう」と決めました。
その他のニーズは自ら捨てることにしたので、たとえ当時のように私のやっていることを理解してもらえなくて売上に繋がらないとしても、何の感情も無くなりました。
もし、私がニーズに合わない人たちに理解してもらうための戦略を取ってしまったら、本当に必要としてくださっている方々にサービスが届かなくなってしまう可能性があります。
それは絶対に避けたい。
だから「諦めきれないことのために、諦める」ことにしたんです。
そして「本当に利用したいと思ってくださる方にサービスを届けられるように努力しよう」と決意しました。
今でもまだまだ、私がやっている様々なことに対して、多くの理解を得られているとは言い難いと思います。
私はよくも悪くも異端児ですので、常識には無いことを沢山やっています。
でも、その反対に、心の底から理解し、応援してくださっている皆様もいらっしゃることを実感しています。
それでいいのかな、と思うようになったんですよね。
面白いことに、うちの近所に住んでいるにも関わらず他の店に行く人もいれば、わざわざ遠方から時間とお金をかけて「やって欲しい」と郵送でご依頼くださる方もいらっしゃいます。
それがニーズの違いです。
私は、そんな近所の人よりも、わざわざ郵送で依頼してくださる方を大切にしたいんです。
そういう経験を沢山重ねたことによって、一種の「諦め」を覚えたのだと思います。
どうせ私の決意が揺らぐことはないのに、理解されないことにいちいちフラストレーションを抱えるのは時間の無駄ですよね。
でもよく考えると、みんな人生の中で”諦めきれないことのために何かを諦めて”いますよね。
家族を養うために夢を諦めたり、逆に、夢を追うために安定を諦めたり。
しかし、それって別にマイナスな意味の諦めではないと思うんです。
むしろ、諦められることは確固たる決意の表れではないかと思います。
日々人の言葉がグサっと刺さったので、今日はご紹介してみました^^
宇宙兄弟は、特に大人の男性の方にオススメです。
ご自宅で時間があったら、是非読んでみてください!