iTerminal合同会社を設立

みなさま、こんにちは!

すっかりお正月も終わってしまいましたね。

私は、12月24日〜1月3日までの間が、1年のうちで1番好きです☆

私自身は、大抵ずっと仕事なんですが、それでも、世の中のウキウキしたお祭りっぽい雰囲気が大好きです。

しかし、1月12日ともなれば、お祭り気分もすっかり消えてしまいますね。

先日、店前の植物が枯れてしまったので、気持ちも新たに、アロエを迎え入れました。

アロエって生命力があって、見ていて元気になれます★


さて、昨年の秋口から、この事業を私の個人事業から法人へ改組するために、色々と動いておりましたが、今日ようやく正式に登記できました。

会社名は「iTerminal合同会社」に決定。

私がこの事業を始めるとき、父が「ターミナル」という名前を決めてくれたので、ターミナルは残しました!

組織の形については、株式会社か合同会社、どちらにするか結構な期間悩みました。

今は1円から株式会社が作れる時代なので、どちらでもいいっちゃどちらでもよかったです。

そもそも、私が何故法人化しようと思ったのかというと、理由は2つあります。


1つは、お金の面。

お金の面については、法人化を検討するきっかけになり、様々なシミュレーションをしました。

もうひとつの理由は、法人化した経験があった方が説得力が増すと思ったからです。

当社は、事業の一環として、修理店を開業したい方に向けて、技術研修・開業支援を行っています。

私も元々、当時千葉が働いていた会社の技術研修を有料で受講して、そこで技術を学び開業している経緯がありますので、いわば受講生のみなさんの”先輩”的な存在です。

もっと言うと、千葉も、開業当時は他の会社の技術研修を受講してから開業しておりますので、私よりも先輩です。

そんな先輩である私たちが、

他社の技術研修を受講→個人事業で開業→法人化

という経験を経たら、より具体的にイメージしやすいかな、と感じました。

私は開業当時、”将来この事業で会社をつくること”をひとつの理想としていました。

もちろん、その当時は、会社なんて夢のまた夢でした。

何より私は、開業当時は、あと3年の間にお金を貯めてベトナムに移住したいという気持ちが第一だったので、「会社をつくる」なんていうのは、本当に夢物語に過ぎませんでした。

しかし、何の因果か、2021年1月現在、まだこの事業を茨城の片田舎でやっとります。笑

ですので、受講生の方の先輩として、「背中を見せる」と言っては偉そうですが、法人化することによって、私の経験談が皆様のお役に立てるのではないかと考えました。

また、こういうストーリーを持つことは「開業・営業を支援する」という立場を考えると、説得力が増すと思いました。

これが法人化した第2の理由です。

修理や買取、中古販売については、会社にしようが個人でやろうが、さほど違いはないと思います。

だって、店を選ぶ時に「この店は会社なのか、個人事業なのか?」なんて気にする人、います?

通常、お客様はサービスの質と価格で店は選ぶと思うので、私が個人事業主か社長かなんて、関係が無いと思います。

店頭での仕事については、基本的には今まで同様、私への信頼感でご依頼いただくと思うので、運営主が私ではなくなる限り、会社だろうが個人だろうが、仕事量に大きな影響が出ることはないと思います。

それよりも「未経験から開業し、数年を経て、法人化した」という経験を得たかったというのが大きいです。

もちろん、無理して法人化するつもりなんてありませんでしたが、曲がりなりにも続けてきて、「するかどうか?」悩める段階まで来ることが出来たので、とりあえず挑戦してみることにしました。

大前提として、私は、人生の階段は一歩一歩上がっていきたいという想いがあります。

一気に駆け上がると、その分歪みが生じやすくなりますし、すごく疲れます。

一歩一歩上がっていけば、最小限の力で前に進めますし、しかも無理をする必要がないので、疲れません。

地に足をつけて生きていれば、大きな困難も起きづらいです。

たとえ困難が起きたとしても、倒れる前に解決することもできます。

ですので、株式会社ではなく、合同会社を選びました。

いま、有限会社があれば、有限会社にしたと思います。

まずは合同会社でしっかりと経験を積んで、もし順調に成長することが出来、資本金1,000万円まで増資することが出来れば、その時に株式会社にするという流れが理想かな、と。

一気に株式会社にするよりは、合同会社から始めた方が、自分に合っているような感じがしました。

いずれにしても、私は、私が自分自身で経験しているこの実体験を、これから開業する皆さんに参考にして頂ければと思っています。

だって、せっかく私が人生をかけて経験しているんですからね。

良くも悪くも、これ以上ない参考例だと思います。

もちろん、今は1円から会社をつくれる時代ですので、会社を作ったこと自体に、大きな意味はありません。

しかも私は、会社の規模や肩書きを気にする人間でもありません。

この辺は、もしかすると、女性特有の感覚なのかもしれません。

私は、周りの男性を見ていて、「自分は男性に比べると、権力欲が少ないな」と感じます。

ですので、本音を言うと「会社だろうが社長だろうが、そんなことはどーでもいい」です。

しかし、世の中はそうではありません。

私が一個人事業主なのと、会社の社長とでは、周りの見る目が変わります。

それについては、私にとっては、決して心地いいものではありません。

肩書きで判断する人間など、嫌いだからです。

しかし、この道を選択し進んでいく限りは仕方のないことなので、もう諦めて適当に合わせることにしています。


話が逸れてしまい、申し訳ありません。

実は、知り合いの税理士の方に、昨年「法人化しようと思っている」みたいなことを話したことがありました。

個人事業を法人成りするかどうかは、一般的に「利益」の数字で判断します。

この時は雑談の中でチラッと触れただけですし、数字は売上と利益率くらいのざっくりとしたものしか伝えていません。

しかしこの時は、税理士の方に「もう少し利益が出てから法人化するのが一般的。まだ早いと思う」というようなことを、遠回しに言われました。

勿論、プロの方の意見なので参考にはしましたが、しかし、一方で「一般的って何?」という思いもありました。

税理士の方は、私のことを想って言ってくれているというのは、分かります。

でも、私としては「法人化するかどうか」をお金の面だけで決めているわけでもありません。

私は「ストーリーをつくること」や「経験を得る」ということも、十分な理由になると考えました。

だって、もし、お金の面だけを考えるのであれば、究極、起業なんかしてリスクを負わない方がいいわけですからね。

法人成りすることを考慮に入れ始めたのは「お金」がきっかけではありますが、だからと言って、すべてをお金が理由で決めているわけではありません。

物事には、何でも”タイミング”というものがあります。

そのタイミングが”いま”だと、私は判断いたしました。


それと、新型コロナウイルスの流行によって、世の中が停滞しているという潮流も、決断した理由になりました。

私はあまのじゃくなので、世の中が浮かれている時は黙々と動いて、世の中が沈んでいる時に積極的に攻めたいという考えを持っています。

逆張りしたいんですよね。

ほんと、ひねくれてるんですよ。笑





法人化しようと思った理由は、こんな感じです。

まぁいろいろツラツラと書いてきましたが、最大の理由は「自分も面白そうだと思ったし、周りの人にも面白がってもらえると思ったから」です。笑

法人化にあたり、すっごいいろいろなことを考えましたが、

”なんか面白そうかな?”

最終的には、これが理由です。

私が何かに挑戦する動機って、いつもこれなんですよね。

なんか面白そうかな?と思えば、やってみます。

でも、それでやってみると、たいてい苦しいんですけどね。笑

それが「経験」というものかなとも思います。

法人化したからと言って、対外的には、ほとんど変わることはありません。

ただ、折角なので、会社にしたメリットを生かして、お客様にとって益々魅力のあるサービスを提供できればと考えております。

今後もお客様のお役に立てますよう精進して参りますので、今後とも何卒宜しくお願い致します!

私も、この会社も、今後どうなっていくのかは分かりませんが、これからも私の成長物語を楽しんで頂ければ嬉しくおもいます^^


では、まだまだやることがありますので、今日はここまで。

次のブログからは、また修理のご紹介をしてきますね〜。

非常に寒いので、皆様何卒ご自愛ください。