【iPhoneSE】他店で画面交換したら、バッテリーのもちが悪くなった事例2つ

記事内のフロントパネルの名称表記について

【2021年3月15日更新】

記事内に登場します液晶純正パネルは、現在、液晶再生パネルに表記を変更しております。
あらかじめご理解の上、読み進めて頂けますと幸いでございます。
なお、名称を変更しただけで、パネル自体に変化はありません。

みなさま、こんにちは!

今年も、あと2週間を切ってしまいましたね。

うちは、今年は、年末年始は1日も休みなしです。

31日、1日、2日、3日、全部営業します。

というのも、来年の頭に法人登記をするため、その準備をしなければいけないので、おちおち休んでいられないからです。

個人事業を法人化するって、やることいっぱい。

昨年は、東京へ店舗を出したり、簿記の資格を取得したりなど、色々と挑戦したことがあったのですが、今年はコロナの影響もあり、あまり積極的に動くことができなかったため、ほとんど挑戦はしませんでした。

気持ち的にも、あまり新しいことをする気にはならなかったです。

今年は「耐え忍ぶ」という言葉がぴったりな1年でした。

しかし、来年は法人化以外にも、公私共に大きな変化を迎える予定(結婚ではありませんw)で、挑戦三昧になりそうなので、今からゲンナリしております。笑

私の場合、自分で好き好んで挑戦しているわけではないからです。

厳密にいうと、好き好んではいるんでしょうけど、気持ちとしては「あぁ面倒」「やりたくない」が先立ちます。笑

結局、人間というのは、現状維持が好きなんでしょうね。

現状維持って、本当に楽だと思うんですよ。

だって、多少の不満があったとしても、酒飲んで管でも巻いてれば、それでいいわけじゃないですか。

こんなに一見挑戦し続けている私でさえ、何か新しいことを始めるときは「面倒」と思うのに、一般的には、新しいことを始めるエネルギーを持つことは、かなり難しいんだろうなと思います。

まぁ挑戦しないことが”悪”ではありませんけどね。

ただ、自分の現状に満足していないにも関わらず、何の挑戦もしないで、文句ばかり言っている大人にはなりたくないな、とは思います。


今日はなんだか辛辣な始まりになってしまい、申し訳ありません。笑

こんな話はさておき、本題に参りましょう。

今日は、iPhoneSEのバッテリーの話をしようと思います。

冬になると、バッテリー交換の需要が多くなるので、必然的に、バッテリー交換の話題が増えるのですが、

ここ最近続けて、iPhoneSEユーザーのお客様から、

他店で画面交換したら、バッテリーの減りが早くなった

というご相談を受けました。

当社では、以前からしょっちゅうこのご相談は受けておりまして、よくブログでもご紹介していたのですが、現在、全体的にバッテリー交換の需要が増えているので、改めて、この話題を掘り下げてみたいと思います。


まず、最初のお客様から。

1年ほど前に他店で画面交換をしたところ、画面交換直後からバッテリーのもちが悪くなったように感じたそうです。

そこで、改めて、修理店に相談に行ったところ、設定から見られるバッテリーの最大容量が90%台だったため、「バッテリーには問題ない」という判断に至り、その時にバッテリー交換などはしなかったそうです。

そのまま何となく気になりながらも、仕事が忙しく面倒だったので、騙し騙し使っていたところ、最近、さらにバッテリーの減りが早くなってしまい、かなり不便なため、その辺の経緯も含めて、当社にて点検してもらおうと思い、ご来店いただいたとのことでした。

ありがとうございました^^

結論から申し上げますと、今回のお客様の端末には、コピーパネルが取り付けてありました。

このコピーパネルと基板の接続部分に妙な発熱がありまして、これが、

他店で画面交換したら、バッテリーの減りが早くなった

最大の要因であると感じました。

点検のため、当社で液晶純正パネルに交換してみたところ、この”妙な発熱”は消えましたので、おそらく私の推測は正しいのではないかと思います。

また、バッテリー自体も、かなりの劣化が見受けられました。

設定から見られる最大容量の数値は86%で「劣化している」表示は出ていなかったのですが、当社アプリで詳しく測定したところ、実際は68%とかなりの劣化が見られました。

コピーパネルが取り付けてあったことで、発熱で消耗が激しくなっていたところに、バッテリー自体も劣化してしまい、さらにここ最近寒くなったことで、バッテリーの動きが悪くなった結果、日常生活にも困るほど、もちが悪くなってしまったものと思われます。

前回の画面交換の際には、店舗側から「互換パネル」についての説明は何も受けておらず、また、お客様自身はパネルの品質自体にも特に不満は持っていなかったため、付けられたパネルが互換パネルだったことには全く気付かれておられませんでした。

ただ、私が順序立てて一からしっかりと説明したところ、非常に納得されたご様子でした。

おそらくずっと違和感のようなものがあったのではないかと思います。

今回は、バッテリー自体も劣化していますが、コピーパネルが消耗を激しくしている現状もあるので、「バッテリーを交換して、どこまで駆動時間が改善するかは分からない」というお話をさせていただき、「場合によっては、買い替えてしまうのも手だと思う」という提案をさせていただきました。

今回のお客様の場合、画面自体の品質に不満を持っているわけではなかったので、プラス10,000円で画面までさせるのはどうかな?という想いが、個人的にはありました。

ただ、当社としては、やはりコピーパネルによる発熱を解決しないことには、駆動時間について責任は持てませんので、「バッテリー交換をされるのであれば、その点はご了承ください」というお話はさせていただきました。

お客様としては「とりあえず、まともに使えるようになればいい」とのことで、最終的には、バッテリー交換だけされてお帰りになりました。

お客様にしっかりとご説明して差し上げ、最終的な判断をお客様に委ねると、どんな状況になろうとも、お客様は納得して帰られます。

私は、常にこの状態を目指しております。

私は技術者として、勿論、最善だと思う提案はしますが、最終的な判断はお客様に委ね、おっしゃる通りに仕上げております。

それが「商売」というものかなと思うからです。

このブログだけ見ていると、「こいつはずいぶん押し付けがましいな」と思うかもしれませんが、実際の私は、自分で言うのも何ですが、本当に静かです。笑

静かはちょっと言い過ぎか。

ただ、お客様が納得していないのに、押し売りしてお金を払わせるようなことは絶対にしません。

あくまでも、最終的な決定権は、お金を払うお客様にあるという前提の元、ご提案をしております。


では、次の事例に参りましょう。

次のお客様も、

他店で画面交換したら、バッテリーの減りが早くなった

という同様のご相談だったのですが、内容が少し違います。

今回のお客様は、店側から、ご修理前に「このパネルの液晶はAppleの純正品です。」という説明を受けておりました。

要は、「再生パネルを使っています」ということを伝えたわけですね。

にも関わらず、画面交換後に、バッテリーのもちが悪くなったと感じた、と。

では、実際の画面をお見せしましょう。

今回は許可をいただいて、写真を撮らせていただきました。

左がお客様の端末、右がオリジナルパネルの取り付けた端末です。

お客様の端末は、純正と比べて、輝度が全く足りておりませんでした。

画面の明るさをマックスにしても、かなり暗い。

さらに、液晶の色合いが青っぽいというか、紫がかっていたため、それが拍車をかけ、純正に比べてかなり暗い印象を受けました。

おそらく今回の原因は、これです。

お客様自身は「液晶はAppleの純正」という言葉によって、パネルの品質を信じており、「暗い」と感じておらず、まさかこの画面が純正と比べて、かなり暗いなんてことは思ってもいませんでした。

この写真の状態を実際にご覧になり、自分の端末の画面がこんなにも暗いことを知って、かなり驚いておられました。

おそらくですね、無意識に「画面の明るさ」を、以前より上げて使っていたんだと思います。

私の体感では、お客様の端末の方は、明るさの設定をマックスにしても、純正の半分程度の明るさしか出ていなかったので、お客様自身が無意識に画面の明るさを上げていたんだと思います。

そうすると、見た目は今までと一緒でも、内部的にはいつもより輝度を上げている状態なので、より多くの電力が使われています。



すると、見た目は今までと一緒でも、内部的にはいつもより輝度を上げている状態なので、より多くの電力が使われています。

結果、電池の消耗が激しくなり、「もちが悪い」と感じるに至ります。

こちらのお客様は、そもそも画面交換の段階で、バッテリーのもちが悪くなったと感じていたそうで、画面交換の際に、修理店にバッテリーのことも相談したそうです。

しかし、設定から見られるバッテリーの最大容量が88%表示で「ピークパフォーマンス性能」表示だったため、「バッテリーは問題ない」と判断され、バッテリー交換は行わなかったとのことでした。

これが当社来店、1ヶ月前のことです。

ただ、画面交換後に、さらにバッテリーのもちが悪くなり、日常使いにもしんどくなってきたそうで、当社までご相談されたとのことでした。

お客様自身は基板故障で修理不可であることも疑っており、「点検してもらえないか?」ということでした。

ということで、前者のお客様同様、当社でも詳しくバッテリーチェックを行いました。

バッテリーの最大容量の表示は85%表示で、まだ「ピークパフォーマンス性能」表示のままだったのですが、当社アプリで測定したところ、62%まで劣化していることが判明致しました。

1ヶ月でここまで劣化することは考えられませんので、おそらく画面交換時に、すでにだいぶ劣化していたものと思われます。

おそらく多くの修理店は、最大容量の表示しか見ないので、画面交換時の技術者が正しい判断を下せなかったのだと思います。

元々劣化しているバッテリーのところに、暗い画面が取り付けられ、普段より輝度を上げて使用していたので、日常使いが困難な状態にまで、駆動時間が短くなったものと思われます。

今回の場合は、前者の端末と違って、基板が発熱しているわけではなく、単に”暗い”というのが問題だったので、そこを気をつけてもらえれば、バッテリー交換によって、もちはかなり改善すると思う、というお話をさせていただきました。

しかし、勿論、画面交換しない限り、画面が暗いことに変わりはありませんので、「明るさを上げて使う限りは、正常なパネルが取り付けてあるものよりは、駆動時間は短くなるし、膨張などのトラブルも起きやすくはなる」という話もさせていただきました。

最終的に、後者のお客様も、前者のお客様同様「とりあえず、今の状態より改善するのであれば」ということで、バッテリー交換をご依頼いただきました。

交換後少し様子を見ていたのですが、修理前よりは駆動時間はかなり改善しましたが、いかんせん画面が暗い。

どうしても明るさを高めに設定して使うしかないかな、と思いました。

それにより、バッテリーの消耗も激しくなり、劣化スピードも早まります。

まぁしかしこちらも、前者の方同様、お客様が納得して帰られましたので、これで良かったのではないかと思います。

とりあえずしばらく使ってみて、また問題が起きたら起きたで、その時考えればいいことです。

ちなみに、「仮にも再生パネルを選んだのに、画面が暗いなんてことあるのか?」と思われた方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。



2年ほど前から、今回のように「他店で画面交換したら、バッテリーのもちが悪くなった」という相談は定期的にいただくのですが、そのほとんどが、

・互換パネルが基板の発熱を起こし、バッテリーの消耗を激しくさせている

・パネルの輝度が低いため、明るさの設定を普段より上げている

この2つの原因に絞られます。

また、このご相談は、圧倒的にiPhoneSEが多いのですが、SEは端末が小さい分、バッテリーの容量が小さいので、より劣化しやすく、また、劣化自体を感じやすいのだと思います。

こういうときは、画面交換すれば直ることもありますし、画面に加えてバッテリー交換をする必要がある場合もございます。

それは、端末の状態によりますので、お客様によって、当社のご提案は異なります。

いずれにしても、詳しく点検してみないと判断できないことではありますので、このご相談をいただいたら、状態を詳しく点検しております。


今日は、同じご相談を直近で2件いただき、非常に有用な事例であったため、ご紹介させていただきました。

iPhoneは正しく直して、快適に使いたいものですね。

本日ご紹介させていただいたお客様、ご利用誠にありがとうございました!

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