【iPhone8】【エラーコード21】センサーケーブルを交換したら直った話
今日の取手は、猛烈な強風と大雨でした!!
私は、藤代の法務局出張所に、会社の印鑑証明を取りに行かなければいけなくて、必死で出掛けました(・ω・)
個人事業から法人化して早1ヶ月、今まで個人で登録していたものを法人に名義変更しまくっています。
私は「商売は小さく始めて大きく育てる」というのが信条なので、「最初は個人事業でいいだろう」という考えなんですが、もし、最初にまとまった資金があり、且つ、しばらく続けていく意思があるのであれば、”最初から法人化してしまってもいいのかも”と思うようになりました。
それくらい面倒だし、いろいろややこしい。
まぁ税金のこともあるので、一概に「最初から法人で」とは言えないのですが、私的には「それもアリ」だと、最近は考えを改めました。
それと、こういう手続きをお金を払って代行してもらう手もあるんですけどね。
逆に、こんなことも自分で出来ないようじゃ終わりだし、経験のためもあるので、私は全部自分でやっています。
2月も中盤になって、やっともうちょっとで全部終わる!というところまで・・・まだ来ていません。笑
1個1個の手続きに時間もかかるし、まだ終わらないですね〜。
4月くらいまでには全部終われるといいな、という希望。
ちなみに、法人化した反響についてですが、実は微妙に出ている感じがします。
たまたまかもしれないですが、なんか全体的に問い合わせが若干増えたような。
まぁ問い合わせが増えただけで、売り上げが増えなければ何の意味もないんですけどね。
ただ、一般のお客様にも若干影響が出ているようで、そこは少し驚いています。
法人化したことで、多少なりとも良い影響が出ているのであれば、それは嬉しい限りです。
さて、今日はりんごループを直した話をしようと思います。
今日は、非常に民間の修理店っぽい話題。
ご修理前、以下のご相談を頂きました。
iPhone8を使用しています。 突然りんごループになってしまいました。 容量にはまだ余裕があったと思いますし、アップデートの自動更新はオフにしておりますので、アップデートの問題ではないと思います。 自分でiTunesを使って復元をしてみたのですが、エラーコード21が出てしまい、復元できませんでした。 直るかどうか見てもらえませんか?
結論から申し上げますと、直りました。
ただし、センサーケーブルを交換致しました。
お客様自身で復元を試したところ、エラーコード21が出たとのことですが、エラーコード21というのは、
ハードウェアを調べる
エラー 53 が表示される場合は、こちらの記事の手順で対処してください。
以下のいずれかのエラーが表示される場合は、ハードウェアに問題があると考えられます。
- 1, 3, 11, 12, 13, 14, 16
- 20、21、23、26、27、28、29、34、35、36、37、40、56
- 1002、1004、1011、1012、1014、1667、1669
以下の手順で確認してください。手順を 1 つ実行するたびに、問題が解決したか確かめてください。
- iTunes がすでに開いている場合は、一度閉じてから開き直してください。
- 他社製のセキュリティソフトウェアを調べます。
- USB ケーブル、コンピュータ、およびネットワークが正常に動作しているか確かめます。その上で、デバイスの復元をさらに 2 回試してください。
- 古いソフトウェアや不正改造されたソフトウェアがないか確認します。
エラーが依然として解消しない場合は、Apple サポートにお問い合わせください。
らしいです。
正直、これ読んで、意味分かります?
私はよく分かりませんでした。
iPhoneに他社製のセキュリティソフトなんか入れることは無いので、該当する箇所といえば、USBケーブルくらい?
今回は、すでにお客様の方で復元を試しておられたので「まぁ無理だろうな」とは思ったのですが、念の為、私の方でも復元してみました。
2回試しましたが、2回ともエラーコード21。
復元が効果なしということで、次は基板に接続しているケーブル類を疑ってみました。
疑わしいケーブルは4つ。
①電源ボタンケーブル
②センサーケーブル
③ホームボタンケーブル
④バッテリーケーブル
この4つのいずれかが不調or故障していると、りんごループに陥ることがあります。
こういう場合は、1つ1つのケーブルを外してみて、どれが壊れているのか特定します。
先ほどすでに答えは出してしまっておりますが、今回は②でした。
センサーケーブルを交換して(というより、基板から外す)あげたら、問題なく起動しました。
結局、エラーコード21によって、復元が出来なかったため、最終的にデータも消えずに済みました。
ただ、iPhone8はセンサーケーブルを交換するとTrueToneが消失致します。
今回は、その点はご了承いただいて、交換修理を致しました。
ご修理料金は、センサーケーブルの交換で6,990円(税込)でした。
お客様、ご利用誠にありがとうございました!
お客様には「買い替えなければいけないと諦めていたので、データはそのままで、しかも7,000円でまた使えるようになって本当に嬉しいです!」と、大変喜んでいただきました^^
こういうことは民間の修理店でしか出来ないことですからね。
お役に立てて、私も光栄でした^^
さて、エラーコードについて、もう少し触れておきたいと思います。
この話は、あくまでも私の経験に基づくもので、正式に検証しているわけではありませんので、いち資料として参考程度にしていただけますと幸いです。
私は仕事上、様々なエラーコードを見ております。
絶対に直らないのは、エラーコード4013と9。
これは、私の経験上直ったことがありませんので、点検自体、お受けしません。
しかし、それ以外のエラーコードの場合は、今回のような”基板に接続してあるケーブルを外してみる”ということを試します。
多いのは、②のセンサーケーブルと、③のホームボタンケーブル。
もちろん、それでも直らないこともありますが、今回のように「ラッキー」なケースもありますので、念の為、試してみています。
ただ、点検のために画面を一度開けてしまうと、このあとに交換修理に出そうと思った時に、メーカーの保証が受けられなくなってしまう可能性があるので、その点は、お客様に確認してから作業をしております。
もしかすると、基板修理をやっているところであれば、エラーコードを適切に判断して直せるのかもしれません。
うちは昔から「基板修理するくらいなら買い替えで」という方針なので、私が分かるのはここまでです。
エラーコード21で少しググってみたのですが、ろくな解決策が見つからなかったので、解決策の一例としてご紹介致しました。
お困りの方の参考になりましたら幸いです。
ただ、同じエラーコード21でも、今回のセンサーケーブル交換で直らないこともあると思います。
あくまでも一例ですので、その点はご了承いただけますと幸いです。
それと、当社の書いた記事を他の修理店に見せて「この店はこんなことを言っているのですが、やってもらえますか?」などと言うのは、申し訳ないのですが、やめて頂けますと幸いです。
当社のブログ記事はSEOに強いので、iPhoneの様々な故障項目で検索上位に上がってきます。
ですので、当社の記事を他の修理店に見せて「これをやってくれ」とお願いしている事が結構あるみたいなんですが、これをやられると、うちにその修理店から問い合わせが入ったり、変な意見みたいなものが来ることがあります。
それが本当に鬱陶しいので、記事自体は、教えないで頂けると有難いです。
また、当社は、私の方針で、点検のみであれば無料で承っておりますが、修理店によっては、点検に作業費をいただいているところもあります。
そういうお店に、当社が無料で点検している記事を見せたら、非常に迷惑になると思います。
ですので、例えば、今回の場合でしたら「エラーコード21なんですけど、直せますか?」と聞いていただき「直せない」と言われたら、他の修理店を当たった方がいいと思います。
他の修理店の方も、他店のブログ記事を見せられて「これ出来ないか?」と言われたら、良い気持ちはしないと思います。
もちろん、快くやってくれる人もいるとは思いますけどね。
もし、他の修理店に問い合わせるにしても、「エラーコード21でググったら、センサーケーブルを外すと起動した例があるみたいなんですが、やってみてもらうことはできますか?」というようなご質問にしていただき、当社の記事はご紹介しないで頂けると助かります。
このブログ記事がどなたかの役に立つことは嬉しいですが、あくまでも自社の宣伝用ですので、その点はご理解いただけますと幸いです。
まぁぶっちゃけ、全世界に公開している時点で、どう使われても仕方のないことなんですけどね。
それが嫌なら書くなよって話ですので。
私も、少しでも効果があればいいなーという、軽い気持ちで書いていますので、あまり重く受け止めていただかなくて大丈夫です。
ただ、記事を出されてしまうと色々と面倒なので、当社の名前は伏せていただけますと助かるというのは事実です。
いずれにしても、今回の記事がエラーコード21にお悩みの方の参考になりましたら幸いです^ ^